びっくりどっきり寄生虫: だれかが、きみを食べている

著者 : ニコラ・デイビス 唐沢則幸

• フレーベル館 (2008年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[かとのひもさんの感想 · 2022年7月26日]

〇ゾワゾワしながら読んだ
　寄生虫も多様性な世界を作る一端なんだよね…
〇イラストも語り口も楽しい

ぼくたちは寄生虫の住処だ

・外部寄生虫(体の表面に住む)
　モグラには世界一大きなノミ
・内部寄生虫(体の中に住む)
・寄生虫たち宿主と出会う
・宿主の乗り換え
・ニキビダニ、シラミ
・サナダ虫、鞭虫、ギョウ虫
・宿主への侵入作戦
・中間宿主→終宿主
・マラリア原虫　死の宅配便
・寄生虫が宿主を操る
・毛づくろいは命を救う…動物たちの作戦
　化学物質を使ったり、ヘビを雇う生きものも
　食べ物を薬として使うものも
　ホンソメワケベラ
・メジナ虫　寄生虫の生命サイクルを打ち破る
・免疫システム　
　結婚相手を決める？
・人が活用できる寄生虫
・寄生虫のいない星なんてつまらない！
・寄生虫チャンピオン図鑑
　ラフレシアも！

著者プロフィール

ケンブリッジ大学で動物学を専攻。英国放送協会（BBC）で自然科学番組の制作にたずさわり、児童書も数多く発表している。絵本に『やくそく』『空の王さま』（以上、BL出版）『ちいさなちいさなめにみえないびせいぶつのせかい』『いろいろいっぱいちきゅうのさまざまないきもの』（以上、ゴブリン書房）、読み物に『ゾウがとおる村』（さ・え・ら書房）など。

「2021年 『デイビス＆サットンの科学絵本 全３巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」