かしのきホテル (フレーベル館復刊絵本セレクション)

著者 :
  • フレーベル館
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本棚登録 : 95
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784577039410

作品紹介・あらすじ

ここはもりのかしのきホテル。「このホテルはどんなおきゃくもくべつをしないでとめますよ。」それなのにわがままなおきゃくは、こごとばかり。「すぐによそへひっこしましょう。」と、でていってしまいました。月刊「キンダーおはなしえほん」として1973年に出版されて以来、普遍のテーマとして読み継がれた絵本、待望の復刊。

感想・レビュー・書評

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  • 本当にみんな、なんてワガママなことか!
    自分のことばかりの勝手な生き物たちを広い心で受け入れる器の大きいかしの木。
    許すことはとても大切。そして難しい。
    大きなかしの木に教えてもらおう。

    復刻版ですが、駒宮緑郎さんの透明感ある水彩画がとにかく素晴らしい。

  • 図書館で絵本の書架を50音順に眺めていて、タイトルにひかれて手に取り、絵にもひかれたので、借りて帰った

    どんなお客も区別しないで泊める、森の「かしのきホテル」のおはなし
    月刊「キンダーおはなしえほん」として1973年に出版されたものの復刊であるとのこと(カバー見返しより)

    「かしのきホテル」の宿泊者を紹介した、見開きのページにわくわく
    それぞれの動物や昆虫の特徴を活かした職業も楽しい
    虫好きな子どもにおすすめの一冊
    かしのきホテルはふるくて不便なところもあるのだけれど、どっしりとした貫禄があり、包み込むように寛大だ
    年を重ねて偏屈になるのではなく、私もかしのきホテルみたいな心を持てるようにしたいなぁ、なんてぼんやり思ってしまう
    それにしても、ほんとうに絵が世界観を持っていてすてきで、みていて飽きない

  • 子どものときに大好きで何度も読んだ本が再販されているのを知り、手に入れました^^
    かしのきホテルには、たくさんの鳥や虫たちがすんでいます。かしのきは、どんなお客さんにも親切で、わけへだてがありません。けれど、そんなかしのきに へそをまげて、おすまし鳥さんたちは出て行ってしまいます。
    ある日、あたらしいホテルにうつったお客さんたちに、台風がおそいかかります。かしの木は、みんなをよびもどします。古い大きなかしのきのふところに入って、鳥や虫たちは安心して冬をすごすのです。

  • いつか娘に買いたい。が、そのタイミングを思案中。

  • かしのきのどっしりしたところが頼もしい。
    木がホテルだなんて楽しそう、泊まってみたい。

  • 小学生の図書ボランティア読み聞かせに。

    色彩豊かな絵に惹かれ、古本屋で購入。
    ストーリーも面白く、息子が好きです!

  • 中古購入

    これは絵を見た瞬間買うわ!!って思いました
    昭和のこれぞ絵本!って感じの絵柄の絵本に惹かれます
    自分もこんな絵が描けたらなと
    しげしげと絵や塗り方など眺めてしまいます
    ストーリーもなかなか良いです

    古い絵本を子どもに読み聞かせる時
    完全に自分の趣味で購入してるので
    この子にはつまらないのかなと少し不安だったりしますが
    これは楽しく読めました

  • かしのきさんの懐の大きさに
    こうなりたいなぁと思わされる絵本。
    可もなく不可もなく
    わけ隔てなく…。
    理想です。

  • 表紙に惹かれて。

    おもってたんとちがかった。

    かしのきさんいいひとすぎ。


    追記

    7歳9ヶ月の娘
    4歳9ヶ月の息子に読み聞かせ

    なんだか表紙がみたことはあったけど
    読んでたのかー
    全然おはなし覚えてなかった…

    みんなを迎える
    かしのきホテル
    いいね

  •  <4歳~おすすめ>

     森の中のかしのきホテル。お客さんは、色々な仕事をする虫達や鳥たち家族が泊まりに来ます。おおらかな樫の木は「どんなお客も区別をしないで泊めますよ」と迎え入れます。でもわがままなお客は、汚い身なりの客はイヤだとか小言ばかり。そのうち、「新しい他のホテルに引っ越そう」と出て行ってしまいます。
     そんな時、嵐で新しいホテルが危うくなり、出て行った客がまたかしのきホテルに戻ってきます。かしのきは何も言わずにみんなを受け入れるというお話に慈愛の深さを感じます。お客の虫や鳥たちのキャラ設定も面白く、四季折々の自然の移り変わりが美しく表現されている絵本です。”待望の復刊“と言うように普遍のテーマとして長く読み継がれた絵本の重みを感じます。

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