のぞいてごらん おとぎのせかい

著者 :
  • フレーベル館
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本棚登録 : 106
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784577050750

作品紹介・あらすじ

建築家の視点と精緻なタッチで、リアリティのあるおとぎばなしの世界が再現できる絵本作家による作品。『シンデレラ』や『ジャックとまめのき』等、有名な七つのおとぎばなしを、建築物を中心に精緻に再現展開。ストーリーも掲載しているので、知らないお子さまでも楽しめますし、探し絵もできるので、字がわからない小さなお子さまでも楽しむことができます!

感想・レビュー・書評

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  • 〇建物の透視図が素晴らしい
    探し絵で振り返られる

    おとぎ話をあらわした一枚絵の探し絵本
    原典に近いダイジェスト

    「ジャックと豆の木」
     …ニワトリの丸焼きじゃなくて牛の丸焼きなのよね、そういえば

    「シンデレラ」
     …お城のつくりがさすが。舞踏会のオーケストラの場所。モデルがあるのかな?

    「うらしまたろう」
     …珊瑚の庭がきれい。波うつ塀が琉球ぽい。イカとタコのかごめかごめが怖い。四季の部屋!

    「ヘンゼルとグレーテル」
     …ファンシーで清潔なお家が人食い屋敷というギャップ

    「ラプンツェル」
     …ラプンツェル畑とお母さん!細かい。塔の下層の様子。カラスはおばあさんちゃうかな。たぶん両親もラプンツェルも王子も順番と礼儀をまもれば怒られんかったと思う

    「いばら姫」
     …倒れ方がリアル。1人だけ、あなた昼寝してたよね?て男性


    「ももたろう」
     …闇が深い。ど~みても、この鬼たち自給自足で生活していて、お宝も鬼たちのもののよ~な??
     鬼の大将も人よさげだし

  • 建築家の作家さん。
    なるほど、建物の構造が素晴らしい!
    おとぎ話のワンシーンと解説付き。

  • 建築家でもある作家さんが細部や内部まで再現する立体的かつ緻密なおとぎ話の舞台。
    『浦島太郎』の竜宮城、『ヘンゼルとグレーテル』のお菓子の家、『ラプンツェル』の高い塔…どれも素晴らしいが、イチオシはやはり『桃太郎』の鬼ヶ島。生活感溢れる鬼たちの暮らしぶりは見応えある。探し絵も堪能。
    物語はだいぶ簡略化され、既知の7歳の息子も「ももたろう悪者みたいじゃない?」と感想をポツリ。『ねむりひめ』に呪いをかける魔女を占い師だと断言していたw
    お話は事前に別の絵本でじっくり味わってからこちらを楽しんだ方がいいかもしれない。

  • 7歳6ヶ月の娘
    4歳6ヶ月の息子に読み聞かせ

    細かいところまで
    ずっと眺めていたい~
    青山さんの魅力的あふれる絵

    そして
    そもそも子どもたちが
    おとぎばなしをちゃんと知らなかった
    という。そりゃそうか…
    ちゃんと読んであげなきゃなー
    そして私自身もラプンツェルとかいばら姫(眠れる森の美女)とか
    ディズニー版しか知らなかった。

  • 精緻な書き込みが素敵な青山邦彦さんの絵本。こどもに借りたが、もう少し大きい子向けかな。作者さん建築家なのですね。

  • 探し絵もあり、色々なお話の建物の詳細を見ることができて楽しかったです。7歳

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著者プロフィール

絵本作家・挿絵作家

「2023年 『地理・歴史・SDGsの視点でひも解く 日本の世界遺産③』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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