AIマスクはいかがですか？ (ものがたりの庭 22)

著者 : 赤羽じゅんこ

• フレーベル館 (2023年6月9日発売)

作品紹介・あらすじ

あなたのなやみを解決する、高性能のマスクはいかが？　ふしぎなピエロが売る「AIマスク」を手に入れた4人の小学生の運命は…？　４つのオムニバス・ストーリー。

感想・レビュー・書評

[alouette18さんの感想 · 2023年8月31日]

AI、マスク、今の時代を表すアイテムと、小学生の悩みをうまく組み合わせた話が4つ。

読みやすく、考えさせられるところもあり、本の苦手な子にも勧められると思います。
3年生ぐらいから。

[ayaponさんの感想 · 2023年10月26日]

AIやマスクなど昨今の社会情勢を踏まえた児童文学。さまざまな悩みを抱える小学生たちがAIマスクを手にいれて……。

[やなぎさんの感想 · 2023年6月28日]

流行りと科学を取り入れた話題性の高そうな設定。
文章は読みやすく、どんなマスクが欲しいかなどで盛り上がれる要素もある。それぞれの悩みに合わせたAIマスクをすることで気づきがあり、マスクに頼らず日常をより良くさせる結末は成長を感じるが、最終的な気づきのまとめ方がややわざとらしく説教臭さを感じる部分もある。
ライトで気軽に読める分、物語としては物足りなさも。

著者プロフィール

作：赤羽じゅんこ
東京都在住。『がむしゃら落語』（福音館書店）で、第61回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、『なみきビブリオバトル・ストーリー　本と四人の深呼吸』（さ・え・ら書房/共著）で第４回児童ペン賞企画賞を受賞。
近著に『ひょうたん池の怪魚？』（講談社）、『ちょっとねがっただけ』（国土社）、『ＡＩマスクはいかがですか？』（フレーベル館）など。日本児童文学者協会常任理事。

「2023年 『ひと箱本屋とひみつの友だち』 で使われていた紹介文から引用しています。」