わたしと小鳥とすずと (金子みすゞ童謡集)

著者 :
  • フレーベル館
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本棚登録 : 189
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784577610251

作品紹介・あらすじ

親しみやすい選集、珠玉の60編。《金子みすゞ全集》から60編を選び、旧仮名づかい・旧漢字を改めて、美しい装丁の小型本をまとめました。初めてみすゞに出会う方におすすめの本です。

感想・レビュー・書評

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  • 詩を読むと、心に春風が吹く
    時には雪が降る、いつものことがこんなにも明確に。
    さわやかでいて、その影に死が見えて、とっても寂しい。
    こんな詩を紡ぐ人だったのか。多面のひとつしか見えないけれど、見方が少し変わった。
    「見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ」

  • 出会えて嬉しい。

  • 優しい心に心温まる。七五調の特徴は、柔らかで流麗、優美であること、軽快な語感があることであるらしい。そう言われたらそうだなあと思う。みすゞ記念館で買い求めたもの。優しい気持ちで今日を過ごせそう。

  • 小学校の時、金子みすゞさんの詩を教えて下さった先生がいた。
    厳密に言うと、友達の担任の先生がクラスに紹介し、それを友達から聞いたのだけど、初めて詩を読み言葉にして、胸が熱くなったのを覚えてる。

    帰りの会の時に、自分のクラスの帰りの会より、隣のクラスから聞こえてくる『わたしと小鳥とすずと』の朗読が聞きたくて(あわよくば一緒に読みたい!)、耳をすましていた事が忘れられない。

    言葉は財産!
    言葉の深みを感じた私の小学校時代の良き思い出です

  • 偏屈になった心を元に戻してくれる

  • 「こどもは大人のはじめです。こどもは人間のはじまりです」

    大漁、つゆ、わたしと小鳥とすずと、、、これらの作品は、みすゞの視点を伝え、優しく、あたたかい心を広げてくれる。童謡は詩、リズムのある詩、だれにでも、わかることばで書いた詩、じぶんのリズムで、読んだり、うたったりできる詩です。金子みすゞの童謡は、そんなすてきな詩だ。

    詩のはじまりは、神さまへのおいのり

    みすゞの童謡は、みすゞのいのりの詩

    だれの心のなかにも、みすゞはいる。みすゞの童謡を読んで、ひとりでも多くの人が、じぶんのなかのみすゞを見つけてくれたら、わたしはもっと、もっとうれしいのです。

    #読書 #読書が好きな人とつながりたい #本 #本が好きな人とつながりたい #わたしと小鳥とすずと #金子みすゞ童謡集 #金子みすゞ #矢崎節夫 #JULA出版局

  • 学校で[わたしと小鳥とすずと」をやったのでかりました

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/559443

  • 金子みすゞさんの詩が大好きです。みんなちがってみんないい 同じ山口県出身の安倍晋三元首相が国会で一節を引用されてましたね。この本は子供でも読めるようにつくられてます。本全体の印象がよく、イラストも可愛くてほっこりします。母にプレゼントするとすごく喜んでもらえました。プレゼントにいいかもしれないですね❀

  • この本に出会うまで金子みすゞさんを知りませんでした。ほっこりする詩集で、ゆっくり読みたいと思います。

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著者プロフィール


山口県生まれの童謡詩人(1903~1930)


「2018年 『混声合唱組曲 みんなを好きに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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