０分からの圧力鍋レシピ　時短！簡単！エコ！

著者 : 岩崎啓子

• 文化出版局 (2012年2月17日発売)

感想・レビュー・書評

[poyoriさんの感想 · 2021年2月11日]

パスタ：加圧ゼロ分、ゆで時間の半分おいて水で冷やす。もちもちになる

[muramatsu-bunkoさんの感想 · 2012年10月10日]

圧力鍋はエコである、とよく言われるが、実際のところ、火にかける時間は10分の1程度で済む。加えて、電子レンジなら材料が倍の量になれば加熱時間も倍になるが、圧力鍋は2人前が4人前になっても調理時間は変わらない。まさしくきわめて省エネ効果が高い調理法といえる。
本書は、加圧0分、1分、2分、3分の4つ加圧時間ごとにそれぞれレシピが載っている。そして加圧前の鍋の中の写真が、作り方の説明写真という事になる。その数全部で91。説明が簡潔で、料理音痴の私にも分かりやすい。要は、材料の分量と時間を正確に測りさえすれば、技術に関係なく、うまみの逃げない料理がだれにでも手軽に作ることができるというわけだ。おまけに煮詰まるという事がない。キッチンは資源の節約ポイントが満載のスポット。もし未体験の方がいらっしゃれば、身近なエコがダイレクトに実感できる圧力鍋料理にチャレンジしてみてはいかが？　Think Globally,　Act Locally !

著者プロフィール

料理研究家・管理栄養士。からだに優しく、素材を活かした簡単でおいしい家庭料理のメニュー提案に特に定評と実績がある。『蒸しなべレシピ』等、著書多数。雑誌、メニュー開発、料理講習等でも幅広く活躍中。

「2020年 『おうちで、薬膳なべ』 で使われていた紹介文から引用しています。」