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- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784580820029
作品紹介・あらすじ
「よしよし、シャドラック。きょうもきれいだよ。大好きだよ。」ハンナは、シャドラックの首をだきしめて、そのにおいにまみれながら夢中で言う。シャドラックは、サーカスを引退したおじいさん馬。今では、ハンナたちのたいせつなペットだ。が、ある日、シャドラックが足をいためてしまった。ハンナの両親は、子どもたちにはうそをつき、シャドラックをドッグフード工場に売ってしまう。真実を知ったハンナは、愛するシャドラックを救出しようと、ふたりの弟をしたがえて旅に出るが…。愛馬を救出しようと奔走するハンナのいちずな愛に感動。
感想・レビュー・書評
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老馬シャドラックを救いたい一心のハンナ。けっこうむちゃくちゃをやらかしているんだけど、ニュージーランドという国の自然の大きさとふところの深さが、それを受け止めてくれているようなところもある。
思いつきでつっぱしって、きょうだい同士で罪をなすりあったりもしているけど、そのカンペキじゃないところがいいのかな。両親も、よかれと思ってうそをついたことで、かえってややこしくしてしまったことを反省しているし。
最後までシャドラックに愛情をそそいだハンナたち。その思いはみのらなかったけど、シャドラックはきっとうれしかっただろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小学校上級向き。200ページです。
愛する老いた馬を助けようとする子供たち。
一途な愛が伝わります。
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