サンドイッチの日 (文研ブックランド)

著者 :
  • 文研出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580822061

作品紹介・あらすじ

それはちょっとふしぎな日だった。もみこが金色の髪だった日。まだ四年生になっていなくて、だけど、もう三年生ではなくて、ただの九歳だった春休みの、あの日。それは、サンドイッチにはさまった、うすいハムのような一日だった。うすいけれど、金色にかがやいた一日だった。小学中級から。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館本。夫婦仲に亀裂が入り、別居を選んだ父母。それを子供の視点から観察して、ジャッジする。揺れ動く母の気持ちも書いてあります。

  • 両親の離婚の危機の揺れる女の子の特別な1日の様子は読んでいてこっちもわくわく、ドキドキです。

  • 両親が離婚するこかもと言われても、
    すぐには受け入れられない。
    イライラ、モヤモヤから、髪を金髪にして、家出をする女の子。
    4年生というのが、親の辛さも少しわかる、でも受け入れられないという、微妙な年齢なのかな。

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著者プロフィール

吉田道子 1947年、東京生まれ。博多、京都で育つ。小学校3年生までに引っ越しすること6回。それぞれの土地で、ことばの違いやおもしろさに出会う。いまは、湖と峠のある町に住み、川の魚のいろいろを飼っている。著書に『おにもつはいけん』(福音館書店)、『ネコジャラシはらっぱのモグラより』『きりんゆらゆら』、日本児童文学者協会賞受賞の『ヤマトシジミの食卓』(以上くもん出版)『じっちゃんはゆうれいになった』(岩崎書店)、『12歳に乾杯!』(国土社)、『みんなが月にいく前に』(大日本図書)など。京都市在住。

「2017年 『とうふやのかんこちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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