お話きかせてクリストフ (文研ブックランド)

  • 文研出版
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本棚登録 : 139
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580822122

作品紹介・あらすじ

クリストフは、中央アフリカのルワンダからイギリスへやってきた転校生。学校の生活にもなれて、少しずつ勉強もできるようになってきた。でも、本で物語を読むことだけは好きになれなかった。お話は、身ぶり手ぶりをつかって話すものだと思っていたから…。小学中級から。

感想・レビュー・書評

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  • え、これ中学年対象?
    ルワンダのことを説明するのはとっても難しいと思うけれど。そちらのことより、物語を文字にしちゃいけない、本に閉じ込めちゃいけないとこだわるクリストフから、物語は語るものであったこと、でも文字にすることによってたくさんの人にも知ってもらえることに気付くお話でもあるのかな?(i44)

  • 再読。小学生の時に読書感想文で読んだ

  • ルワンダの内戦でイギリスに逃げてきた家族の少年の物語。はだの色が違うからいじめにあったりしますが、優しい担任の先生、仲のいい友達もできて、自分の言葉で内戦での体験を語るまでになります。子供に読んでほしい本です。

  • クリストフは、すごいけいけんをしたんだなーと思った。
    ※図書館で借りた本

  • ルワンダの内戦。知らなかったこと。すぐ近くにある本当のこと。ひとりとひとりで出会えばもっと違う形でかかわれるのに、集団になると悲しい争いになる。同じ世界で、すぐそばで起こっていること。

  • 人間と言う物は弱い面もあるけど、必ず強くなれると信じるよ

  • 2015年度課題図書(3&4年)

  • 8歳の男の子が 自分自身におきた 内戦の話を 亡命先の イギリスの学校で語る…同じ国の人どうしが 争う「内線」…むなしいです((T_T))

  • 2015/6/16 ブックトーク 朝3年生
    2015/6/16 ブックトーク 朝4年生

  •  ルワンダからイギリスに来た8歳のクリストフ。これまで2年間学校に通えなかった。フィンチ先生は「自分でお話が読めるようになったら、すてきでしょう」と言うが、クリストフにはその考え方が理解できない。クリストフにとって、物語は書かれたものではなく、語るものだから。
     クリストフの体に残る傷、イギリスに来ることになった理由。ルワンダの内戦の話。

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著者プロフィール

ニキ・コーンウェル
イギリスで書店を営む両親のもとに生まれ、幼い頃から本に親しむ。児童養護施設で働いたのち、ソーシャルワーカーとなり、異文化・異人種の人たちと交わる。難民施設でボランティアをした経験をもとに「クリストフの物語」シリーズ(文研出版)や本書を執筆する。フランス在住。作家、画家、詩人として広く活動をしたが、2022 年に病没。本書が最後の作品となった。

「2022年 『おとなになれたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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