ふたりのラプソディー (文研じゅべにーる)

著者 :
  • 文研出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580825208

作品紹介・あらすじ

うちは小学六年生。クラスメイトはちゃんと将来のこと考えてる。中学受験? 就きたい職業? そんなん考えられるわけないやん。だって、うちのお父ちゃんは売れない芸人、大坂ゴン太。ゴン太を養わなあかんと思たら、夢も希望もなくなるねん。そんなとき、うちを捨てたはずのお母ちゃんに会いに行けることになって……。

感想・レビュー・書評

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  • 売れない芸人のゴン太=父と二人暮らしの坂本あずさ

    6年生の2学期ともなると、幼なじみの智樹も親友の亜美も中学受験のこと、将来のことを考えている

    「ははーん。さては、あずさ。受験でけへんからって、ひがんでるんやな。」

    友だちとすきまができてしまったあずさに、小さいころに家を出た母と会うチャンスがおとずれる

    同じアパートに住む水野さん父子
    父のもと相方芸人
    そして友だちたち

    さまざまな生き方、考え方にふれるうちにあずさの心は決まり……

    《「好きなことをしたらええ」。精一杯今を生きている読者に捧げる、応援歌のような1冊です。》──編集者

    漫才のようなやりとりを大阪弁でテンポよく読み聞かせたい、なにわの人情物語

    《このお話が、将来のことを決めている子も、まだ決めていない子も、すべての人の応援歌になってくれることを願っています。》──「あとがき」より

    このことろ元気な「文研じゅべにーる」レーベルから、2023年4月刊

  • 主人公の父親は売れない芸人。終盤の展開が良かった。

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著者プロフィール

北ふうこ
大阪府に生まれる。2001年、「まひるはくもり空」で第50回毎日児童小説コンクール優秀賞、「歩いて行こう」で第8回学研読み特賞を受賞する。作品に、『おやしきおばばのてんてんパチンコ』『大阪ずしひみつの大作戦』(ともに汐文社)、『歩いて行こう』『ねこのかんづめ』(ともに学研プラス)『ようこそ、なぞなぞ小学校へ』(文研出版)などがある。「創作童話ゆめふうせん」主宰、日本児童文学者協会会員。

「2023年 『ふたりのラプソディー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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