美術「心」論

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 50
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582206685

作品紹介・あらすじ

美術作品を見るとは、どのようなことなのか。作品に感動するとはどのような体験なのか-。美術と心の関係を真摯に探った快著。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!
    夏目漱石を通してわかりやすく美術について語られている。知、情、意にわけて美術の持つ力、作品の目的や意味を読み解いていく。

  • 東京芸術大の美術館で『仏頭展』を見に行った
    時に大学のギャラリーで購入した本。著者は東京芸大美術館の館長
    で教授の人みたいです。
    美術作品特に日本の絵画を夏目漱石の理論である心のありようの
    分類、知・情・意に合わせてその時代背景とからめていろいろ
    説明している内容でなかなか面白いと思いました。
    また巻末に夏目漱石の文書があるのですが、夏目漱石の
    文書って回りくどくと難解です。

  • 【今日の一冊】707.9||F94

    美術作品を見るとは,どのようなことなのか。夏目漱石が心について語った講義をきっかけに,美術と心の深い関係を解き明かす。3.11以降の新・美術入門。

    http://www.auelib.aichi-edu.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00595912&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

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著者プロフィール

古田 亮:東京藝術大学大学美術館教授、同大学美術学部 近現代美術史・大学史研究センター長

「2022年 『新訳 東洋の理想 岡倉天心の美術思想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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