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- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582207194
作品紹介・あらすじ
代表作《海景》や三十三間堂の《仏の海》、カラープリント《OPTICKS》など、写真、建築、舞台演出と幅広い活動を続ける作家の世界。京都市京セラ美術館の展覧会公式図録。
感想・レビュー・書評
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杉本博司さんの東山キューブでの作品展。
OPTICKSが美しく、そして禅や浄土と行った仏教と、アートが一つになっていく。直島で見た水平線の衝撃。それをまたきっと良い意味で裏切ってくれる作品だ。カラーのこの作品は、本当に実際に行って見てみたいなと思う。
きっとNYでもやってくれるはずと思いつつ。
と思ったら、護王神社、クリスタルの階段、そして地下から地上へ続く美しい光の道筋。これは、杉本さんの作品だったか。この作品を通じて、記憶がどっと押し寄せてきた。
吸い込まれるような色と無で空間を表現するOPTICKSは、ロスコの抽象画とも比較できるかもしれないが、世界をこちらと向こう側と捉えることによる立体構造は、上下のロスコとも違って奥行きを感じさせてくれる。しばらくの間、静かに、この作品と向き合いたいものだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
p.2020/5/30
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