古地図で見る京都: 『延喜式』から近代地図まで

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582468199

感想・レビュー・書評

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  • 2016年第1刷、平凡社の単行本。京都を描いた地図そのものの解説が主で、地図から読み取れる京都について解説した本ではない。京都は平安時代から中心であっただけにいろいろな地図があったらしい。江戸時代には実務的な地図よりも観光地図が多く残っているというのは面白い。実務的な地図は外に出てこないからかもしれませんが。どちらかいえば前半の平安京の推移について解説している部分の方が退屈だった。

  • ☆方形・方各の都市プランって、人工的・非人間的な気がするが。

  • 延喜式から吉田初三郎まで、様々な地図を解説。年代順に紹介された地図の一覧表があればなお嬉しいけど、それはまた、研究者からは一枚でひとことでまとめるのは、難しいものなのかな。

  • 京都の古地図を紹介している図書。ぱっと見た感じ京都大学付属図書館所蔵の大塚京都図コレクションが多い。実際に地図を見ながらこの図書を読むと楽しいだろうなぁと思う。

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著者プロフィール

金田章裕:砺波市立砺波散村地域研究所長、京都大学名誉教授。1946年生まれ。京都大学教授、人間文化研究機構長などを経て、2018年より現職。専門は人文地理学。オーストラリア地域研究や日本古代の地理学研究に従事し、多数の著書を刊行(参考文献参照)。近著に、古文書や絵図、地形などから古代の壮大な土地計画の実態を探究した『古代国家の土地計画:条里プランを読み解く』(吉川弘文館、2017年)がある。

「2019年 『BIOCITY ビオシティ 80号 日本の美しいむら再発見! 水系散居村の歴史と景観』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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