髪 (春山行夫の博物誌 3 おしゃれの文化史 2)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582512168

作品紹介・あらすじ

古今東西、髪とヒゲにこだわった女と男のおもしろ博物誌。

感想・レビュー・書評

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  • ローマ時代から無造作ヘア、流行ってた…!?
    髪型は頭の形に合わせてそれぞれ似合う物があるというのも、かなり昔からの概念だったのねぇ。
    エリザベス一世の次のジェームズ一世の時代に男性のまねをして髪を短く切りつば広の帽子をかぶる女性というのが流行ったそう。
    宗教的に厳格に男装や女装が厭われた時代に、チャレンジャーはどこでもいたんだなぁ。

    ロココ時代に流行った髪型には、やっぱりあの有名な船(フリゲート船だったのね)を乗せたのも載ってました。
    髪型に付けられたおもしろいタイトルも残っていて、「溺れたヒヨコ」とか「偏頭痛」に「狂犬」など想像も付かない!
    そしてマリー・アントワネットのエピソードで、舞踏会へ行くのに馬車に乗ろうとしたら髪型が高くて馬車に入れなかったので解体して(解体!)先方についてから組み直したという。

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