- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582531640
感想・レビュー・書評
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シリーズの中ではわりと最近まで生きてた人で馴染み深い話題もでてくる
能の話はよくわからないけど深みを感じた詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50137817 -
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免疫は自己と他者を分かつシステムであるという視点と、事物や時空の関係性を再構成・統合する能の世界観の美。病により半身不随となってなお更に深い洞察へ至る凄み。
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ごく最近までご存命だった方だけあって、文章はとても読みやすい。
免疫学、全く知らない世界ながら、能の世界観と相まって静かに、すらりと入ってきた。
理知的で、とても高尚な空気をまとっている。
如何にも教養深い、文化人という感じだった。
そして、闘病の部分。冷静で、前に向かう強い意志に圧倒される。
思考することを奪われないということが、何よりも強いということを知った。 -
「免疫学個人授業」を読んでから気になっていた教授。
多田富雄さん。
副題は「からだの声をきく」
のように、何項目にもわたる、体の話は実に興味深く
専門的知識がなくとも楽しく次から次へと。
人の体はどうなってるんだろうか?
病気はどう体に侵入し、どう体は対抗策をこうじるのか?
我々の体の中は気がつかない戦いの繰り返しで、思う以上に忙しく休む暇もない。
そんな宿主の我々ができること、注意することは?
そばに置いてなんども読みたくなるような一冊。 -
免疫学者多田富雄のエッセイ集。
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請求記号 914.6/Ta 16