- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582620627
感想・レビュー・書評
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2023.02.17
すらすらっと読めてしまった。
台所を通した人生模様。いろいろな人間関係と人生の一部分が垣間見えて面白くてすぐ読み終えてしまった。当たり前だけどみんな自分とは全く価値観が違ってて面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
男女の料理という一つの価値観を軸に、どう一緒に過ごしていくか
相手を受け入れないといけないことを受け入れるところからだ。
相手の価値観をすべて受け入れるというわけではない、理解し、受け入れ、ともに尊重し合いながら過ごしていく -
台所を中心とした他人の人生を読める。世の中には色んな人がいるなと楽しめる、ホームレスの人の話が印象に残る。
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料理や道具の話かと思ったら…騙された。人生の縮図の話で、良い意味で騙された✨ 素敵な本でした✨
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大平さんの描くエッセイは、その中に物語があって、ときに鼻の奥がツーンとなる。
本人も気づかなかった感情を自然に口に出してしまうのは、大平さんの取材力によるものなんだろうな。 -
男と女の台所。
タイトルには「男と女」、そして「愛」をテーマに台所を描いたとある。内容は男女を超え、愛も情もないまぜの人間味に溢れている。そう、「キッチン」ではなく「台所」。
この住まいの奥の院で交わされるすれ違い、痛み、癒し。それぞれの人生が筆者のていねいな聴き取りによって垣間見え、思わず自分も台所という日常すぎる場所がどうしてこんなに特別なのかと考えた。きっと五感をフル活用する場所だから、感情や思い出が生々しく想起されるんだと思う。
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いろんな台所を使う人の日常インタビュー。
台所にはたくさん物語があるのが分かる。そんなにいろんなことある?ってぐらいあるらしい。でもどの台所も丁寧に使われていて、とても絵になる。
うちなんか普通の台所だと思うけど、話を聞いてもらったら物語が生まれるだろうか。