赤羽末吉: 絵本への一本道 (222;222) (コロナ・ブックス 222)
- 平凡社 (2020年5月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582635218
作品紹介・あらすじ
『スーホの白い馬』で知られ、日本人ではじめて国際アンデルセン賞を受賞した赤羽末吉。50歳でデビューし、自由な筆致と緻密な設計で「こころ」を描いた作家の作品と生涯を紹介。
感想・レビュー・書評
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赤羽末吉の「絵本への一本道」が伝わる解説書。随時読み返したい。こどもたちへの読み聞かせにもその想いが伝えられたらなぁ。
巻末に絵本著作リスト・略年譜あり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
生誕100年 赤羽末吉展1 | インターネットミュージアム
https://www.museum.or.jp/event/66982
赤羽末吉 - 平凡社
https://www.heibonsha.co.jp/book/b506991.html -
入念な調査と絵へのこだわりがありつつ、子どもには「無造作に」見てもらいたいと考えていた赤羽さん。その思惑に、子どものころはまんまとはまり、ごはんとか空気みたいに、あなたの絵本を読んでましたよ。
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赤羽末吉さんとその仕事。
「絵に深さももちたい。
高さももたせたい。
強さもやさしさももちたい。
そうしたものをもって壮大なロマンをかきたい。
そういう絵本をかいて子どもに無造作にみてもらいたい。
それが私の念願である。」
赤羽さんの背景を写真、スケッチ、当時の文章、時代背景も合わせて見ていく。
お子さん2人の対談が、巻末にある。
1作1作、丁寧におもいをこめて、作り上げてこられたのだなあと、あらためて知る。
満州・中国時代の貴重な絵も。
申し訳ないと招かれるまで、中国には行かなかった赤羽さん。
『へそもち』大好きな作品の1つなんだけど、創作だったのか!再話だと思ってました。