赤羽末吉: 絵本への一本道 (222;222) (コロナ・ブックス 222)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 39
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582635218

作品紹介・あらすじ

『スーホの白い馬』で知られ、日本人ではじめて国際アンデルセン賞を受賞した赤羽末吉。50歳でデビューし、自由な筆致と緻密な設計で「こころ」を描いた作家の作品と生涯を紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 赤羽末吉の「絵本への一本道」が伝わる解説書。随時読み返したい。こどもたちへの読み聞かせにもその想いが伝えられたらなぁ。
    巻末に絵本著作リスト・略年譜あり。

  • 生誕100年 赤羽末吉展1 | インターネットミュージアム
    https://www.museum.or.jp/event/66982

    赤羽末吉 - 平凡社
    https://www.heibonsha.co.jp/book/b506991.html

  • 入念な調査と絵へのこだわりがありつつ、子どもには「無造作に」見てもらいたいと考えていた赤羽さん。その思惑に、子どものころはまんまとはまり、ごはんとか空気みたいに、あなたの絵本を読んでましたよ。

  • ふむ

  • 赤羽末吉さんとその仕事。

    「絵に深さももちたい。
    高さももたせたい。
    強さもやさしさももちたい。
    そうしたものをもって壮大なロマンをかきたい。
    そういう絵本をかいて子どもに無造作にみてもらいたい。
    それが私の念願である。」

    赤羽さんの背景を写真、スケッチ、当時の文章、時代背景も合わせて見ていく。
    お子さん2人の対談が、巻末にある。

    1作1作、丁寧におもいをこめて、作り上げてこられたのだなあと、あらためて知る。
    満州・中国時代の貴重な絵も。
    申し訳ないと招かれるまで、中国には行かなかった赤羽さん。


    『へそもち』大好きな作品の1つなんだけど、創作だったのか!再話だと思ってました。

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著者プロフィール

赤羽末吉 1910年東京に生まれた。1959年、日本童画会展で茂田井賞受賞。1965年、『ももたろう』(福音館書店)、『白いりゅう黒いりゅう』(岩波書店)、1968年、『スーホの白い馬』(福音館書店)で、それぞれサンケイ児童出版文化賞。1973年、講談社出版文化賞。1975年、小学館絵画賞と国際アンデルセン賞特別賞、またブルックリン美術館絵本賞。1980年、それまでの絵本の業績に対して、国際アンデルセン賞画家賞を受賞。1982年には、東ドイツのライプチッヒ国際図書デザイン展で教育大臣賞および金メダル賞受賞。1983年にはイギリスのダイヤモンド・パーソナリティ賞を受賞した。ほかに『つるにょうぼう』『したきりすずめ』(福音館書店)、『源平絵巻物語・全十巻』『絵本よもやま話』(偕成社)などがある。1990年没。

「2020年 『おへそがえる・ごんセット(3冊)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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