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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582703672
作品紹介・あらすじ
中世と近代のはざまに躍動した魔術師と錬金術師たちの人物伝。複雑で難解とされてきた魔術的世界観と錬金術的宇宙観を、豊富な図版と明晰な解説で読み解く。
感想・レビュー・書評
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中世と近代のはざまで活躍した魔術師や錬金術師を紹介する本。正直なところ途中まで知識不足のためか読み込めなかったのですが途中からある種の奇書(当時は最先端の知恵)を紹介しておりとても楽しめました。中世の歴史や錬金術に興味がある方におすすめです。
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・「カバラ」とは、ヘブライ語で「口伝」、「伝授」の意味で、口伝されるものは、「最高の叡智=神の能力」とするユダヤ教の一思想である。成立は3~4世紀で、原典は『形成の書』。内容は神のそばに寄って、「完全なる人間」を目指すことで、これが錬金術の、「魂の浄化による完璧化」であるという思想に酷似している。さらに、錬金術による人造人間を「ホムンクルス」、カバラのそれを「ゴーレム」と呼ぶ。
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