言語と妄想: 危機意識の病理 (平凡社ライブラリー み 1-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582760378

作品紹介・あらすじ

20世紀文化のうちに緩慢に、だが着実に進行しつつある人間精神の危機-。それを予感していたカフカ、ポー等の創作活動を病跡学的に分析するとともに、狂気と創造・言語という視点から現代社会の危機意識の構造を明らかにする。

著者プロフィール

1930年埼玉県に生れる。1954年東京医科歯科大学医学部卒業。精神医学専攻。自治医科大学名誉教授。1999年歿。著書『精神分裂病の世界』(紀伊國屋書店、1966)『人間的異常の考察』(筑摩書房、1970)『現代の異常と正常』(1972)『言語と妄想』(1974、以上平凡社)『妄想研究とその周辺』(弘文堂、1982)ほか。訳書 フランクル『時代精神の病理学』(1961)『神経症』(共訳、1961)ビンスワンガー『現象学的人間学』(共訳、1967)『妄想』(共訳、1990)メルロ=ポンティ『知覚の現象学』2(共訳、1974)テレンバッハ『味と雰囲気』(共訳、1980)『メランコリー』(1985、以上みすず書房)ハンス・トリューブ『出会いによる精神療法』(共訳、金剛出版、1982)ラカン『パラノイア性精神病』(共訳、朝日出版社、1987)ほか。

「2020年 『妄想 【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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