形の生命: 改訳 (平凡社ライブラリー ふ 16-2)

著者 : アンリ・フォシヨン 杉本秀太郎

• 平凡社 (2009年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

20世紀前半を代表する美術史の碩学アンリ・フォシヨンの古典的名著が流麗な文章で復活。

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2020年8月4日]

復刊しないかな？

形の生命 / フォシヨン，アンリ【著】/杉本 秀太郎【訳】 - 紀伊國屋書店ウェブストア
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784582766639

[デュラム・セモリナ子さんの感想 · 2009年9月26日]

おそらくフォション氏著書のなかで最も難解な一冊。すごいことを言っているのはわかる。この人は自分の考えを断定しないところがスキ。ほんとにどっちつかずなこと一杯言ってるので、そういうのが嫌な人は慣れてください

[duchampさんの感想 · 2009年2月7日]

形と素材。形と空間。形と時間。それらに形が象られ、かつまた逆に、形自体の変転が素材を空間を時間を象る。

著者プロフィール

フランスの美術史家．
パリのエコール・ノルマル・シュペリウール（高等師範学校）で古典文学を学んだのち、リヨン大学で近代美術史、パリ大学およびコレージュ・ド・フランスで中世美術史の教授を務めるとともに、中世・近代美術に関する重要な著作を次々に発表。第二次世界大戦の勃発とともにアメリカに渡り、イェール大学で考古学と美術史を講じたが，フランスの解放をまたずにアメリカで客死した。おもな著作に，
『形の生命』（岩波書店）／『ロマネスク彫刻』（中央公論社）／ 『西欧の芸術１─ロマネスク』／ 『西欧の芸術２─ゴシック』（ともに鹿島出版会）／『至福千年』（みすず書房）／ 『ピエロ・デッラ・フランチェスカ』（白水社）／『ラファエッロ─幸福の絵画』（平凡社）など。

「2002年 『レンブラント フォルムの素描家』 で使われていた紹介文から引用しています。」