改訂版 アイヌの物語世界 (平凡社ライブラリー)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 59
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582768992

作品紹介・あらすじ

アイヌ=「人間」とカムイ=「人間にない力を持つものすべて」が織りなすさまざまな物語──『ゴールデンカムイ』の監修者がひもとく、豊かなアイヌの世界観と口承文芸の魅力。

感想・レビュー・書評

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    ウポポイ(民族共生象徴空間)が白老町にオープン!その全貌を紹介します – 北海道ファンマガジン
    https://hokkaidofan.com/upopoy-guide/

    改訂版 アイヌの物語世界 - 平凡社
    https://www.heibonsha.co.jp/book/b497219.html

  • 自然の中で目に入るもの全てが「神」であるアイヌの世界観、とても衝撃的。
    倭人にも「やおよろずの神」という観念があるが、その数はアイヌのものに比べると分類化されたものだ。
    アイヌの人々の世界の豊かさを感じた。

  • 「アイヌ=「人間」とカムイ=「人間にない力を持つものすべて」が織りなすさまざまな物語──『ゴールデンカムイ』の監修者がひもとく、豊かなアイヌの世界観と口承文芸の魅力。」

    アイヌ文学の神謡、散文説話、英雄叙事詩という3つのジャンルを選び、魅力あふれる主人公で彩られた、壮大で豊かなアイヌ口承文芸の魅力を繙く。

  • 【電子ブックへのリンク先】
    https://kinoden.kinokuniya.co.jp/muroran-it/bookdetail/p/KP00032445/
    学外からのアクセス方法は
    https://www.lib.muroran-it.ac.jp/searches/searches_eb.html#kinoden
    を参照してください。

  • ゴールデンカムイのアイヌ文化の監修をしている、そして『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』の著者でもある方のアイヌ物語の仕組みやカムイの世界、アイヌ語の仕組みやアイヌ文学の歴史などを詳しく説明してくれる。

    しかしカムイのお話、読んでて面白いがゴールデンカムイで紹介されてたのよりも突拍子のないのが多いな…
    同じ話だとすぐ飽きるから設定をどんどん盛っていってエライことになったという流れだったのでは…

    ちっちゃいクとかちっちゃいプとか、どういう発音になるのだろう… ○○プと発音するときにプだけ言わない感じかなー、と想像して発音してたが、本の最後の最後にちゃんと書いてあった。
    「カッパ、カット、カッコという単語を、カッ(パ)、カッ(ト)、カッ(コ)というふうに、パ、ト、コをいわずにカッでとめてしまうと、それぞれカプ、カッ、カクで表される発音になる。」

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50197093

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著者プロフィール

1955年生
1981年 東京大学大学院人文科学研究科言語学専修課程中退  文学修士

研究内容
1980年代後半にいたるまで、ごくわずかの口承文芸資料と数百語の基礎語彙の記録しか知られて いなかったアイヌ語千歳方言の文法、語彙、口承文芸に関する記述研究が中心。その成果を『アイヌ語 千歳方言辞典』という形でまとめたが、さらに語の用法についての詳しい記述を続行中。また1990 年から、アイヌ語の北に隣接して話されるニブフ語の研究に着手。北方諸言語の類型論的考察に必要な 基礎データを収集している。

主要な所属学会
日本言語学会  日本民族学会   口承文芸学会(理事:1995−現在)

社会的貢献
関東地方に在住するアイヌ人の団体のために定期的にアイヌ語の講習を行う。一般社会人のためのアイ ヌ語学習サークル「銀の滴講読会」を主催。アイヌ語学習サークル「パルンペ」を主催し、アイヌ語に よる投稿誌『パルンペ』を刊行する。

主要な研究業績
著書
『アイヌ語をフィールドワークする』(大修館書店 1995)
『アイヌ語千歳方言辞典』(草風館 1995)
『アイヌの物語世界』(平凡社ライブラリー 1997)
『エクスプレスアイヌ語』(中本ムツ子と共著、白水社 1997)

論文
「ア

「1995年 『アイヌ語千歳方言辞典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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