声の呼吸法: 美しい響きをつくる

著者 : 米山文明

• 平凡社 (2003年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[針槐さんの感想 · 2024年1月30日]

発声を目的としなくても、リラクゼーション又は準備運動としても効果がありそう。もう少し解説図が欲しかった。生物の進化の過程から説明が始まるのも面白い。参考文献も読んでみたい。

[atumoさんの感想 · 2015年10月24日]

学校教育において発声が無視されているというのは示唆ある指摘だと思う
それは日本の教育は読むことを基本にしていたからだが、英語教育を早くからやるというなら発声についてもっとしっかりやるべきだろう
それもただ大きな声を出せばいいというような根性論ではなく、人間の体の構造に無理のない理にかなった方法論でなければならない
まぁ、これに関わらずそういう事を教えられる人間がいないのが教育について最大の問題なのだが

[つっちーさんの感想 · 2015年5月22日]

一般的な内容が多いけれど、色々と参考になることも書かれていて一気に読みすすめられました。

著者プロフィール

医学博士。呼吸法、発声法の第一人者。1925年静岡県生まれ。56年日本音声言語医学会設立に参画、幹事。72年以降同医学会の評議員、常任評議員を歴任。2001-13年日本声楽発声学会理事長。東京藝術大学を始め各音楽大学で音声生理学の講座を持つ。著書多数。


「2014年 『美しい響きの飛翔』 で使われていた紹介文から引用しています。」