魂の城 カフカ解読

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 27
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582832983

作品紹介・あらすじ

カフカの作品を魂の文学として鮮やかに読み抜く、現代中国きっての異才による深く透徹した言葉。

感想・レビュー・書評

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  • 中国の作家のカフカ論。カフカを「解読」している本は、本棚を見るだけでも非常に沢山あることが分かるが、その中でも新しめの本のようで、装幀も奇麗なので手に取った。『アメリカ(失踪者)』の読みの再体験ができてよかった。このよく分からない短すぎる言葉も拙い書評欄に存在するのではなく、本を読んでいるときの「私」にこそカフカを本当に感じ取っている私がいる。

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著者プロフィール

1953年中国生まれ。文革期を思わせる長編『黄泥街』でデビュー。邦訳作品集に『蒼老たる浮雲』『カッコウが鳴くあの一瞬』『廊下に植えた林檎の木』『かつて描かれたことのない境地』『最後の恋人』がある。

「2020年 『突囲表演』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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