SWAN MAGAGINE Vol.25 2011秋号

著者 : 有吉京子他

• 平凡社 (2011年10月15日発売)

感想・レビュー・書評

[絵夢さんの感想 · 2011年10月16日]

有吉京子さんのSWANが読みたくて創刊号からず～っと購入中のスワンマガジン。
えっと漫画雑誌ではなくバレエの雑誌で色々なバレエ団やダンサーを取り上げている雑誌です。
その中で有吉京子さんのSWAN連載中。

創刊号からは、真澄とレオンの娘・まいあの物語だったのですが、一時、お休みして、たしか、マーガレットで連載していたSWAN－白鳥－の続きが始まっていてその８回目です。

ずっと以前からいつかこんな日がくるとわかってはいましたが、最期の舞台を踊り終えて、とうとう、リリアナが逝ってしまいます

有吉さんは、葉山通信で「かけがえの無い家族との永遠の別れを経験しているような」と書かれていました。
読者としても、このモスクワ編がなければ、リリアナの死という実際のシーンを見ることはなかったんだと・・・。

本当に最期の舞台、とても美しく描かれていて涙、涙です。
この号の表紙のリリアナもとても綺麗です。

リリアナがとても楽しみにしていた真澄の踊りを見ることなく逝ってしまったのはとても残念ですが、この後、真澄がどのようにして立ち直り、どんな踊りを見せてくれるのか・・・。

次号を待ちたいと思います。




その次号は、来年１月の発売予定です。