- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582835786
感想・レビュー・書評
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香港への一人旅の途上で読んだ。
自分探しの旅 がはやる昨今 自分を探さない旅ってどんなだろう と言う思いで期待していた。
が、本当に自分探しの旅 とは正反対のストレートな内容だった。 やりたいことはやる、食べたいものは食べる、 ストイックなテーマに自分を追い込まない、やっぱり豪華なほうがいい、弱い臆病な自分を認めて、危ないことは避けてとおる。
自分を探さないとは、 自分をリセットなどしないで楽しく旅をすることなんだな という ちょっと表紙抜け するくらい気楽な旅を描いていた。 言ってみればフツーの旅行記になかり近い感じ。 正直、軽く楽しく読めた。 でもあまり考えさせられる内容は無かったかな。
筆者の狙いも「 自分に素直に」 そんなところにところにあったように思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった!
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サンデートラベラーとして有名な吉田さんの長編旅行記。
仕事をやめたいきさつ、その卒業旅行、その間に起こった3.11…
彼曰く、「自分探し」は旅の「名目」であり、「目的」ではない。
ではなぜ旅をするのか?それはシンプル。「体験したいから」。
たしかにそうなんだけど・・・う~ん。
自分の場合はどうだろう?なぜ旅に出たい!って思うのかな~ -
著者1976年千葉生まれ。毎月海外に行っている。70カ国以上。「仕事が忙しいあなたのための週末海外」も読んでみたい。
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よく旅行記を読む人にとっては、
もしくはインドあたりをよく旅する人にとっては、
それほど面白くないかも。
それらを超える「何か」はない。
このタイトルに引っかかるということは、
「旅に自分探しを求めている、幻想を持っている」人が
世の中に多いんだなと、逆に痛感する。 -
2012年55冊目。
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朝日の書評に出ていたが、それ以前から読みたかった本。
いつもとは、ちょっと趣が違い、ノウハウより本人の気持ちが書かれていてそれはそれで面白い。
人はなぜ旅にでるのか。
70年代までは「何でもみてやろう」に代表される見聞の旅であったが、
80年代の「深夜特急」などになると自分を見つめる旅が多くなる。
90年代は、猿岩石に代表される、経験(アクシデント)を楽しむという傾向にあったが、
この本を読むと、人との交流(リアルソーシャル)と自分との距離感がテーマかなと思う。 -
旅本としては特段変わった内容はないと思いますが、こういう生き方をする人もいるんだなぁというのがわかっただけでも良かった。自分もただ単純に、色んなものを見たい、知りたい、体験したいという思いで旅をしてるけど、それをそのまま臆することなく人に伝えられるようになりたいな、と思う。