- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582838831
作品紹介・あらすじ
M.B.ゴフスタイン(1940-2017)が生前に描いたクリスタルをモチーフにしたタブローとその作品に寄せた言葉をもとに、谷川俊太郎の訳文で、静謐で透き通った世界を届ける。
感想・レビュー・書評
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水晶のかたちをモチーフにした美しい絵画集だよなあ。色合いがとてもいい。なんかいっぱい思いが湧いてくる優しい絵本。
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M.B.ゴフスタイン(1940-2017)が、生前に描いた「クリスタル」をモチーフにした静謐で透き通った詩作タブロ-。谷川俊太郎さん翻訳による本作品は、クリスタルの煌めきの中に、無限の宇宙の広がりにも似た物語世界を創造する、作者の感性の奥深さに触れることができる。
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あらゆるところに美を探し、生活の中で支えや安らぎを与えてくれる日常にあるものとの結びつきをいつも感じていたブルックは、ありふれたものに目を向け、その内にある美しさや神秘性を見出そうとしていたそうです。
ここで描かれるクリスタルはパステルや、時々深い色で、谷川俊太郎さんによる訳で優しい言葉と共にありまひた。
素朴で何気ない美しさに心が強く惹かれました。 -
ゴフスタインが生前に描いたクリスタルをモチーフにしたタブローとその作品に寄せた言葉。ゴフスタインがクリスタルの中に見たもの。家、ドア、窓、墓、天使…。クリスタルの中に物語が見えてくるようで。彼女の心に見えたものを見せてもらったような感覚。静謐で透き通った世界があった。