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- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582850307
感想・レビュー・書評
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渡辺信一郎 著「江戸のおしゃべり 川柳にみる男と女」、2000.1発行。家庭の中の話し言葉、遠くて近きは男女の接点、庶民から疎外された武家、庶民の生活点描の4つの章立てです。いくつか紹介しますと、①「ばからしい、いやよ」と暗い方に逃げ ②「気のきかぬ永い日だの」と新世帯(あらせたい)③「男のは邪魔にならう」と女の気 ④「減りはせまいけれども広くはなろう」⑤「二人とも、帯をしやれ」と大屋言い ⑥負け将棋逃げるたんびに「御手は何」
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何が面白いのかさっぱりわからないものもいくつかあるものの、基本的には庶民の暮らしぶりがなんだか目に浮かんできて楽しい。
しかしまあ、江戸時代というとなんだか牧歌的でいい社会のイメージがあるんだけど、女中さんを手籠めにしてどうこうなどの川柳を読んでると、まあ現代はなんと生きやすいことか、と思ってしまう。
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