時代小説の愉しみ (平凡社新書 78)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582850789

作品紹介・あらすじ

時代小説はなぜか愉しい。半七捕物帳の面白さの秘密。丹下左膳はなぜ大衆のヒーローになったのか。そして山本周五郎と藤沢周平が描いた男の美学とは…。無類の時代小説読み三人が集い、丁々発止、縦横無尽に語り尽くす時代小説を愛するゆえん。百年後に読まれる時代小説とは何か。

感想・レビュー・書評

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  • 思い入れてる「丹下左膳 百万両の壺」の章は、とりわけ愉しく読めた。もちろん小沢さんの半七論稿も。で、締めの原さんの章で、ん? となり、☆4つ。

  • [ 内容 ]
    時代小説はなぜか愉しい。
    半七捕物帳の面白さの秘密。
    丹下左膳はなぜ大衆のヒーローになったのか。
    そして山本周五郎と藤沢周平が描いた男の美学とは…。
    無類の時代小説読み三人が集い、丁々発止、縦横無尽に語り尽くす時代小説を愛するゆえん。
    百年後に読まれる時代小説とは何か。

    [ 目次 ]
    鼎談 時代小説の愉しみ(小沢信男;多田道太郎;原章二)
    『半七捕物帳』を愛するゆえん(小沢信男)
    無宿者の面塊―丹下左膳(多田道太郎)
    「百万両の壺」―丹下左膳余話(多田道太郎)
    時代小説の美と思想―山本周五郎『ながい坂』と藤沢周平『風の果て』を読む(原章二)

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著者プロフィール

1927年生まれ。東京・銀座西8丁目育ち。日本大学芸術学部卒業。大学在学中の52年、『江古田文学』掲載の「新東京感傷散歩」を花田清輝に認められ、53年に「新日本文学会」に入会。以後、小説、詩、俳句、評論、エッセイ、ルポルタージュなど多ジャンルにわたり文筆活動を行う。著書に『私のつづりかた』『東京骨灰紀行』『裸の大将一代記』『悲願千人斬の女』(以上、筑摩書房)、『俳句世がたり』(岩波書店)、『通り過ぎた人々』(みすず書房)、『捨身なひと』(晶文社)、『本の立ち話』(西田書店)などがある。

「2012年 『東京骨灰紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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