- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582850963
作品紹介・あらすじ
形のない「情報」を「デザイン」するとはどういうことか?ウェブサイト構築のノウハウ?それだけではない。「情報デザイン」とは、ものと人、人と人との新しい関係を作ることだ。本棚の整理から手帳、地図、時計、そして地域社会の活性化、…あらゆるものが、「情報デザイン」の対象である。すべての人が表現者になるインターネット時代に求められている画期的デザイン論。
感想・レビュー・書評
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情報デザインの古典.絶版になっているがAmzonで買えると思う.
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本当にこれは入門書
簡単という意味ではなくて、みんなが読むべきという意味で入門書。前半三章が「情報」について、後半三章は「デザイン」について -
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平凡社新書創刊10周年でリニューアルしたカバーなので、写真のものとは、違うデザインの本を手にした。情報を編集するには、どんな視点があるのかを考える。さらにその編集した情報をどう見せるのか、までを考えたものが情報デザインだと理解した。とても楽しいし、わくわくしてくる世界。
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10年以上も前の本とは思えない程、新鮮な内容でした。これを知らずに過ごしてきた自分が恐ろしい。
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残念ながら2001年と少し前の著書だが、考え方は今読んでも新鮮。情報という掴み所がないものだからこそ、デザインしてアクセスしやすいようにしないといけない。情報リテラシーやユニバーサル、ユーザーエクスペリエンスなど、様々な情報の切り口に興味がある人は読んでおいてほうがいいだろう。
昨今はスマートフォンやビックデータ分析で、情報の吸い口や、情報の分析に盛んに注目が集まっているが、情報の見せ方やデザインの部分は必要性が十何年前から盛んに言われているにも関わらず変わっていないように思う。無論、スマートフォンやタブレットでタッチやペンタブレット、変化球ではARやKinectのモーションキャプチャに至るまで技術はより扱いやすく、一般的なところまでおりてきたと思う。でも、それを使うユーザビリティの部分がまだまだ。そこにはやはり分かりやすく、デザインするという分野が今も必要なのだ。
本著では主にWeb上で行われた様々な情報デザインの取組みが紹介されている。特に地域に着目し、そこの情報を如何に使いやすく、アクセスしやすいモデルに仕上げるかというソフト面の考慮が多くなされている。そこで地域住民を巻き込むというソーシャル性にも着目しているので、著者がTwitterやSNS全盛の今の時代にどんな示唆をしたかと思うと、そこの部分が足りないのが残念でならない。 -
著者は、フリーランスのジャーナリスト
初版は、2001年。
取材記事が中心で、著者の独自な見解は少なく、
一般論に終わってしまっているのが少し残念。
情報デザインの入門書として、必要な要点は
概ね、押さえられているかと…。 -
情報デザインという分野の概要を知るにはうってつけの本だと思いました。
後輩たちに是非読んでもらいたいなぁ。 -
情報デザインとは何かがわかる1冊。
情報をいかに処理してわかりやすく表現するかということについて考える契機となった。
インタフェイスに関する記述もあり、「ここ30年進化がない」とあるが、iPhoneをはじめとするタッチスクリーンのUIが出る前の本なので、今この本が執筆されたらどんな内容に変化しただろうかと想像すると面白い。
また、ソニーの暦本氏のTMCのことも触れられていた。この分野は興味があるので少し調べてみたいと思った。