戦国15大合戦の真相―武将たちはどう戦ったか (平凡社新書)

著者 :
  • 平凡社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582851939

感想・レビュー・書評

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  • 桶狭間の戦いから島原の乱までの80年足らずの間に起きた有名な戦いを、「思い込み」や「思い入れ」を排除して真相に迫ろうというもの。
    といっても新書です。
    ひとつの戦いにかけるページが少なすぎますので、かなり駆け足ではあります。

    とはいえ、信長、秀吉、家康という、天下をとろうとした(家康は取った)人たちが、戦術家としてはたいした戦果を挙げていなくて、戦略や政治で版図を広げていったこととか、明智光秀や石田三成にも勝機はあったが運がなかっただけという歴史解釈は面白かった。

    しかし、私の脳内に湧いて出る彼らは「信長協奏曲」(漫画の方)の人たちなので、どうにも戦いの臨場感にかけるのです。ほのぼのしちゃう。
    いかんなあ。

    15大合戦は以下のとおり
    1.桶狭間の戦い
    2.川中島の戦い
    3.姉川の戦い
    4.三方原の戦い
    5.長篠の戦い
    6.石山・雑賀の戦い
    7.木津河口の戦い
    8.山崎の戦い
    9.賤ヶ岳の戦い
    10.小牧・長久手の戦い
    11.備中高松城水攻め
    12.小田原籠城
    13.関ヶ原の戦い
    14.大坂の陣
    15.島原の乱

    いろんな解釈ができるから、歴史って面白い。

  • やっぱり徳川ご用史観というのはあるのね。

  • 何がきっかけで読み始めたか覚えてない…

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著者プロフィール

歴史研究家

「2021年 『戦国合戦のリアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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