江戸の流刑 (平凡社新書 269)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 30
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582852691

作品紹介・あらすじ

将軍のお膝元浄化のため、多くの人が流された江戸時代。いかなる罪を犯すと、流刑に処せられたのか?島での住まいは?妻帯が許されていた?脱島事情は?島に貢献した流人、伝説の島抜けを果たした流人など、豊富な人物エピソードを通して江戸の裏面を掘り起こす。宇喜多秀家、英一蝶、絵島、近藤富蔵、西郷隆盛など、流された人々の生き様から、島流しの実像に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 流刑がどんな罪に対して適用されたのか、どんな罰だったのかよく理解できた。
    また、流人の生活も知ることができ、このテーマを概観するのにとてもいい一冊だった。
    それにしても、罪人を送り込まれる島の人々は大変だったろうなぁ。今の沖縄米軍基地問題とリンクしそうな話だ。

  • 意外と面白い。一人の流刑人に絞った物語も読みたい。

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