自信力が学生を変える: 大学生意識調査からの提言 (平凡社新書 276)
- 平凡社 (2005年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582852769
作品紹介・あらすじ
今の若者は、真面目だがどこか自信がなさそうだ。自分自身を肯定できるならば、学生生活が楽しくなり、授業や就職活動などでの困難な局面も乗り切ることができる。大学生二一〇〇人を調査し、九三人にインタビューした著者が、「大学生はもっと勉強したいと思っている」ことを明らかにし、課題をやり遂げる中から自信が身についていくことを示す。遊びの誘惑や就活の失敗から立ち直った例を紹介し、前向きに生きるための方法を具体的に提案する。
感想・レビュー・書評
-
夏休みにバイトの疲れた時に、読んだ本。書いてある事は、わりとありきたりな事であるかもしれないが、大学生のインタビューも載っていたので、色々と自分と照らし合わせることができるのでは。要は、我々の年代は自分の今できる事は何かをしっかり考え、それを一生懸命実行して、その時感じた気持ちや体験から謙虚に学ぶ事がたいせつなのだろう。また、その事が苦にならないようなホドホドさと性格、環境などを今も内から作っとけって事かな。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分を信じる。
自分の中の潜在能力を信じる。 -
『自信力が学生を変える―大学生意識調査からの提言』(河地和子、2005年、平凡社新書)
本書は教員の立場から 大学生がどうしたらもっと「自信」をつけられるかについて論じたものである。以外なことに、大学生の傾向として「本当はもっと勉強をしたい」と思っている学生が多いということが筆者のアンケートから明らかとなっている。しかし、それにもかかわらず勉強ができていないのは何故かということを、筆者のインタビュー内容から探っている。
「自信力」をつけるにはどうしたらいいのか?
就活や普段の授業、教員の教え方等の問題点を浮き彫りにし,どうすれば学生生活がもっと充実するかが提案されている。大学生低学年の学生には参考になると思う。
(2009年11月12日) -
自信力=学生に達成感をもたせること。
あれやこれやと学生を鍛える必要が。
教員はメンターに徹し学生の精神的支援を行うこと。