新書291アニメーション学入門 (平凡社新書 291)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 99
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582852912

作品紹介・あらすじ

いまや日本を代表する大衆文化であり、国内外で熱い注目を集めるアニメーションについて、あなたはどれだけ知っていますか。アニメーションとは何を指すのか、どんな種類があるのか。いつ、どこで、誰がどんな作品を創ったのか。映画や美術や文学との関係は、そしてアニメビジネスとは?アニメーションのすべてが体系的にわかる、画期的な「アニメーション学」テキスト。

感想・レビュー・書評

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  • アニメーション学入門と銘打っているが、どちらかというとアニメーション史入門であろう。アニメーションのノウハウはほとんどなく、歴史を辿った形になっている。

  • 2005年刊行。著者は大阪芸術大学芸術学部非常勤講師。アニメーションを学術的に研究しようとする著者が、将来の議論の叩き台として、アニメーション関連の事実関係を、草創期から現代まで簡明に集積させた書。本書記載の通り、アニメーションの定義の難しさは好く認識できた。ただ、あえて厳密に定義づけする必要があるかは疑問で、暫定的に(長期に亘るだろうが)決め続けていけば足りるようにも。技術革新で将来いかようにも変わりそうなので…。その他は、戦後の国内事情のみならず、戦前や外国の情報にも広く目配せした内容で類書を見ない。
    後者に関しては、1冊くらいこういう書があっても便利で、資料としては役立つ。

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    所在記号:新書||778.7||ツノ
    資料番号:10170986
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  • 面白い読み物ではありません。あくまでも、教科書です。

  • [ 内容 ]
    いまや日本を代表する大衆文化であり、国内外で熱い注目を集めるアニメーションについて、あなたはどれだけ知っていますか。
    アニメーションとは何を指すのか、どんな種類があるのか。
    いつ、どこで、誰がどんな作品を創ったのか。
    映画や美術や文学との関係は、そしてアニメビジネスとは?
    アニメーションのすべてが体系的にわかる、画期的な「アニメーション学」テキスト。

    [ 目次 ]
    日本アニメーションの現状と「アニメーション学」
    第1部 総論―アニメーションとは何か(アニメーションとは何か アニメーションの歴史 アニメーションの分類 アニメーション研究の歴史と現状)
    第2部 各論―アニメーションの広がり(日本のアニメーション 海外のアニメーション)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

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    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 業界人物や作品紹介のほか、GAINAXがサークルからスタートするなどの設立経緯が書かれていた。アニメーションが発達した理由としては若年層を引き込んだことが大きいとしていた。海外アニメについても記述あり。

  • 学術的観点での入門書。
    いわゆる日本のアニメに関することだけでなく、アニメーションとは何か? という原点からひも解いていくので、非常に興味深く面白かった。
    また、海外のアニメーション作家が何人か挙げられており、そちらの方々の作品も見てみたいなと思った。

    • 鈴さん
      学術的観点での入門書。
      いわゆる日本のアニメに関することだけでなく、アニメーションとは何か? という原点からひも解いていくので、非常に興味...
      学術的観点での入門書。
      いわゆる日本のアニメに関することだけでなく、アニメーションとは何か? という原点からひも解いていくので、非常に興味深く面白かった。
      また、海外のアニメーション作家が何人か挙げられており、そちらの方々の作品も見てみたいなと思った。
      2008/09/19
  • 面白いです。よく判ります。論文研究のためでしたが、なかなか楽しめました。

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著者プロフィール

津堅信之

1968年兵庫県生まれ。近畿大学農学部卒業。アニメーション研究家。日本大学藝術学部映画学科講師。専門はアニメーション史。近年は映画史、大衆文化など、アニメーションを広い領域で研究する。主な著書に、『日本のアニメは何がすごいのか』(祥伝社新書)、『ディズニーを目指した男 大川博』(日本評論社)、『新版 アニメーション学入門』『新海誠の世界を旅する』(ともに平凡社新書)など。

「2022年 『日本アニメ史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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