アウトローの近代史: 博徒・ヤクザ・暴力団 (平凡社新書 405)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582854053

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  • やくざが日本の重要なファクターだ。

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  • [ 内容 ]
    幕末期の著名なアウトロー、国定忠治と清水次郎長。
    二人の行状にこれといった違いはなかったが、忠治は幕府によって処刑され、次郎長は維新後も生きのびて数々の逸話を残した。
    二人の運命を分けたのは、一体何だったか。
    それは「お上」に対する姿勢の違いであった―。
    幕末維新から昭和三〇年代にいたるまで、アウトローと権力の関係に着目した異色の近代史。

    [ 目次 ]
    序章 アウトローの源流
    第1章 国定忠治と清水次郎長
    第2章 赤報隊事件の真実
    第3章 自由民権運動と博徒
    第4章 三多摩壮士の遺産
    第5章 スリと警察の癒着
    第6章 鶴見騒擾事件の本質
    第7章 闇市と闇社会
    第8章 アウトローの論理

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    [ 参考となる書評 ]

  • ”アウトロー”の近代日本社会(江戸末期から現代まで)における政治的活動について時代をおって提示する。
    結論としては、政治体制の批判機構としてのアウトローの肯定、という命題に帰着する。
    そんなものかしら?

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著者プロフィール

1949年、東京生まれ。ノンフィクションライター、在野史家。主な著書に、『史疑 幻の家康論』『異端の民俗学』『知られざる福沢諭吉』『サンカと三角寛』『日本人は本当に無宗教なのか』『独学文章術』など。

「2022年 『村八分』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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