- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582854053
感想・レビュー・書評
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やくざが日本の重要なファクターだ。
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[ 内容 ]
幕末期の著名なアウトロー、国定忠治と清水次郎長。
二人の行状にこれといった違いはなかったが、忠治は幕府によって処刑され、次郎長は維新後も生きのびて数々の逸話を残した。
二人の運命を分けたのは、一体何だったか。
それは「お上」に対する姿勢の違いであった―。
幕末維新から昭和三〇年代にいたるまで、アウトローと権力の関係に着目した異色の近代史。
[ 目次 ]
序章 アウトローの源流
第1章 国定忠治と清水次郎長
第2章 赤報隊事件の真実
第3章 自由民権運動と博徒
第4章 三多摩壮士の遺産
第5章 スリと警察の癒着
第6章 鶴見騒擾事件の本質
第7章 闇市と闇社会
第8章 アウトローの論理
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
”アウトロー”の近代日本社会(江戸末期から現代まで)における政治的活動について時代をおって提示する。
結論としては、政治体制の批判機構としてのアウトローの肯定、という命題に帰着する。
そんなものかしら?