菅江真澄と旅する-東北遊覧紀行 (平凡社新書598)

著者 :
  • 平凡社
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 29
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582855982

作品紹介・あらすじ

天明三年、みちのくを目指し旅に出た菅江真澄は、行く先々で丹念な日記をつけ、村に生きる人々の生活や民俗行事を事細かに写し取った。厖大な記録からなる人間賛歌の誕生から二百年、その足跡を辿るべく、詩人がふたたび旅に出る。見て、聴いて、歩く。そして書き、描く-。真澄が体験した世界がいま、甦る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • こうの史代「ぼおるぺん古事記」Web版より。

  • 江戸時代の本草家で旅人。今で言う文化人類学者のような人の旅の記録が、この10年くらい注目を集めてる。加えて、この人、旅の途中で当時の三陸の大飢餓に遭遇、人が人を食べるといった悲惨な話も直面。一面、白骨の散らばるような土地も歩き、今の三陸海岸の惨状を江戸時代に既に体験、その生々しさを追体験しようとする紀行。

全3件中 1 - 3件を表示

安水稔和の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×