デジタルネイティブの時代 なぜメールをせずに「つぶやく」のか (平凡社新書)

著者 :
  • 平凡社
2.95
  • (2)
  • (12)
  • (9)
  • (10)
  • (4)
本棚登録 : 185
感想 : 23
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582856606

作品紹介・あらすじ

物心ついた頃から、PCやケータイに親しんでいるデジタルネイティブは、メールやツイッター、SNSなどをどんなふうに使いこなしているのだろうか。そのコミュニケーションのあり方を調べたとき、彼らの抱える悩みや困難のなかから、日本社会の抱える問題点が浮き彫りになってきた。現代日本を映し出す鏡、デジタルネイティブを探る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/689856

  • デジタルネイティブの定義がわかるが、8割方は飛ばして読んだ

  • 資料ID :98121692
    請求記号 :081||H||660
    配置場所:工枚特集①
    (※配置場所は、レビュー投稿時のものです。)

    ☆特集展示「始めよう!キャンパスライフ特集」☆
    新たな環境で学生生活をスタートする皆さんの、不安や疑問を解消しながら、充実した新生活を迎えていただく為の手助けとなる本を集めました。

  • デジタルネイティブの時代と銘打って、デジタルネイティブを4つの世代に分けて論じているけれど、IT環境の変化に伴ってコミュニケーションの取り方が変わったというだけの話。■著者は世代によって違うと言うけれど、実際はそんなことはなく、ツールが普及すれば第1世代も第4世代も同じようにそれに対応している。中高生のときのコミュニケーションの取り方だけで世代を区切る必要性がわからない。■また、論じるための前提や論法の説明が多く、結局何か言いたいのかよくわからず、なぜメールをせずに「つぶやく」のかもわからなかった。

  • 2017年読了しました。出版されてからもう5年経ったのか?まだ5年なのか?ずいぶん環境が変わっているのが実感。
    5年前は、インスタとラインの話しがほとんど出て来ない。いつ頃から変わっていったのかな?

  • ネットに接することが遅い順に第1世代から第4世代のデジタルネイティブの世代まで世代分けし、それぞれの使い方を綴った一冊。

    2012年著なので、それから3年経ち状況が若干代わっている部分もあるものの、世代ごとにネットの使い方が違うことを実感し、勉強になった。

  • 文化人類学と言う古典的な分野の方法論と思考過程を援用し、現代社会が作り出したサイバースペースを文化人類的な一つの地域として扱い、アプローチするというのが非常に興味深い。それにより、我々を取り巻く「コミュニケーション生態系」の性質を追求し、文化人類学で言うところの「厚い記述」を我々の生きる現代社会について行うことで、日々接する社会のコミュニケーション的な諸性質を多く明らかにしていた。もちろんそれは一面的な社会の見方でしかないという面は否めないが、十分に新規性があり本質も突く議論が展開されていたと思う。

  • 途中,質的調査,量的調査といった統計の知識に関する説明が出てきて,少し本質とはずれている違和感(実際は分析の背景として必要だったのだろうが)があり,読むのを止めようかと思ったが,それ以外のデータについては,非常に正確で精緻なもので,その分析も非常に参考となる.
    デジタルネイティブという切り口で,日本の情報化(特にマス利用者の動向)の変化が時系列で捉えられる.

  • 本書の副題でもある「なぜメールをせずにつぶやくのか」という問いに対しての答えよりも、問いを導く手法がとても参考になります。コンパクトながら重い内容のれっきとした学術書ですね。メディア論でインターネット・コミュニケーションとかに興味ある人または学生の方は一読するとよいと思います。

全23件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

2022年8月現在
立教大学社会学部メディア社会学科教授

「2022年 『入門メディア社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

木村忠正の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×