黒い同盟 米国、サウジアラビア、イスラエル: 「反イラン枢軸」の暗部 (921) (平凡社新書 921)
- 平凡社 (2019年9月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582859218
作品紹介・あらすじ
イランに軍事的脅威があると、米国が空母打撃群をペルシャ湾に派遣し緊張感が高まっている。米国、サウジアラビアの「黒い同盟」、その実態を歴史的背景を含め、読み解く。
感想・レビュー・書評
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東2法経図・6F開架:319.5A/Mi84k//K
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【日頃、日本人はさほど意識していないが、このように中東情勢はわれわれの生活と関連するものだ】(文中より引用)
反イランで関係を深めるアメリカ、サウジアラビア、イスラエル。その3か国の中でも特にアメリカとサウジアラビアの両国関係を紹介しながら、昨今の中東情勢について説明した作品です。著者は、『中東イスラーム民族史』などを記した宮田律。
複雑極まる中東情勢をイラン対反イランという軸で明確に説いており、特にサウジアラビアに対して厳しい評価を下している一冊。一つの見方として参考になると思いますし、昨今の流れを追う上でも有益なのではないかと思います。
少し読みづらさを感じる可能性はありますが☆5つ -
こちらを読了。
…正直、恥ずかしながら、「何でアメリカ…トランプ政権はイランを目の敵にしているのだったっけ…?」と経緯がよく分からなくなっていましたので理解の整理のため。
おおよそのところは分かりました。 -
東洋経済20191029掲載