日本人は本当に無宗教なのか (924;924) (平凡社新書 924)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 76
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582859249

作品紹介・あらすじ

日本人は「無宗教」と言われるが、はたして本当にそうか。実は、日本人は高度に「宗教」的な民族なのではないか。「日本型政教分離」を軸に日本人の宗教観の変遷を読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • テーマはとても興味深かったのですが、いまいち説得力に欠ける印象でした。でも作者の方の意欲は感じました。

  • 「日本人は無宗教である」理由を述べる箇所では、
    宗教の範囲を日本人の意識から決定しているので、
    なんだかすっきりしなかった。
    「日本人がもつ宗教の定義からみれば、日本人は無宗教である」と言っているように読める。
    「札幌の人がもつ大雪の定義からみれば、札幌は雪が多い地域ではない」のような?

  • 日本人は無宗教か否かの検証

  • 東2法経図・6F開架:162.1A/Ko33n//K

  • 本題とは関係ないが、「盆踊おどり」の習俗や、戦前において国家神道は宗教として位置づけられていなかったことなど、私の知らなかったことが書かれており、有益だった。
    本書を読んで、宗教をどう定義するかは極めて難しいと改めて思った。

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著者プロフィール

1949年、東京生まれ。ノンフィクションライター、在野史家。主な著書に、『史疑 幻の家康論』『異端の民俗学』『知られざる福沢諭吉』『サンカと三角寛』『日本人は本当に無宗教なのか』『独学文章術』など。

「2022年 『村八分』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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