- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584120675
感想・レビュー・書評
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著者が臨床現場で感じた、鬱になる人は真面目すぎて嘘がつけないという着眼点は面白い。実際にそのように個人的には感じる。本書では、政治家などの大々的な嘘などをまとめていたけども、そのような臨床現場での実際例を盛り込んだ本だともっとよかったと思う。
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「嘘をつく」ことは必要悪で、それができないと色んな面で支障を来すことを書いた一冊。
エッセイとしてさらっと読むには最適の一冊だが、実質何も言ってないに等しく、精神分析や自己啓発の本として読むとガッカリするかと。 -
タイトルに関係あるのは第5章と第6章のみ。
専門医らしく、ウツに関する論点は参考となる。
ただ、第1章〜第4章までは、正直、内容が薄い。
ある事象について表向きな事柄おピックアップして無理に嘘と結びつけている感がある。
私は競馬好きなので、あえて取り上げるが、ハルウララ騒動について。
サラブレットは経済動物ではあるが、多くの馬主さんは走る財産とは思っていない。
競馬関係者も厳しい世界だけに少しでも長く活躍できるように馬を鍛える。
お金以外の情熱もたくさん注がれている。
ハルウララの馬主は、経済的ことに関わらず馬を走らせて素晴らしいとあるが、その後の馬主交代やグッズの販売利権の揉め事など、最期は醜いものになってしまった。
こういう、本題にないエピソードより、専門家として専門分野を深化させて欲しい。 -
ウソには、ついていいウソと悪いウソがある。大人になって全くウソをつかない人間などいないと思うが、性格上ウソがつけない人もいると思う。こういう人達はウソをつくたびに自分の中で良心の呵責にさいなまれるため、徐々に嫌になってくるのだという。また、フロイトの口唇期・肛門期・性器期の話がウソと関係してくるという冒頭の話もなかなか面白かった。
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ウソについては全編通して書いてますが
ウツについては最後にちょこっとしか書いてません
しかしなんでこうも誤字が多いんだろ
ウソいっぱいつこ -
うその効用いろいろあり。
人間正直が大事だが、時にはうそを付ける余裕も欲しい。