誰も教えないこの国の歴史の真実

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  • ベストセラーズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584134634

作品紹介・あらすじ

日本を侵略国と断じた東京裁判の有罪判決でこの国の伝統文化はことごとく否定され、歴史はゆがめられ、大東亜戦争をめぐる真実は封印された。日本を徹底的に貶めたアメリカの欺瞞を暴く。

感想・レビュー・書評

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  • 日本人なら誰もがアメリカの核の傘に守られていると思い込んでいる。そのために高額な対価を支払っているのだ。2013年の在日米軍関係経費は6452億円にも上る(※赤旗試算による。尚、防衛省が発表している在日米軍駐留経費負担は2000億円弱となっている)。それが幻想かもしれないというのだから驚かずにはいられようか。よくよく考えれば単純なことなのだろう。日米安保によって米軍が日本に駐留することはアメリカにとっての国益ではあるが、実際に戦争となれば話は別だ。そもそも米軍が戦闘するには議会の議決が必要だ。なぜ日本人のためにアメリカ人が血を流さなければならないのか? 説得力をもって示すことは難しいに決まっている。
    http://sessendo.blogspot.jp/2014/12/7.html

  • 元公安調査庁 部長による戦後史解説。
    個人的には、以下の点が面白かった。
    ■食料安全保障の観点からTPPを認めるべきでない。
    ■ロッキード事件は台湾に関する政策意思が米国内で固まっていなかった段階で台湾を切った田中角栄により、米国内で追い詰められた米国政府による報復だ。
    ■原子力潜水艦のエンジン採用で敗れたGEが開発費の回収のため日本・ドイツ等に押し売りしたのが、GE型(沸騰水型)原子力発電の始まりだ。

  • どこからどこまでが事実かわからないのだけれど、共感できるところは多かった本。

    ブログはこちら
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4402983.html

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著者プロフィール

東京大学法学部卒業後の1959年、公安調査庁入庁。入庁後すぐ、ドイツ・マインツ大学に留学、ドイツ連邦情報局(BND)に派遣され、対外情報機関の実情の調査を行う。帰国後、対外情報活動部門を中心に旧ソ連、北朝鮮、中国の情報収集に35年間従事。対外情報の総責任者である調査第2部長を最後に1995年に退官する。アジア社会経済開発協力会を主催しながら、評論活動を展開。主な著作に『この国を脅かす権力の正体』 (徳間書店)、『日本人が知らない地政学が教えるこの国の針路』(KKベストセラーズ)、『ヤクザと妓生が作った大韓民国』(ビジネス社)、『米中新冷戦時代のアジア新秩序』(三交社)、『元公安調査庁2部長が教える 「統一教会」問題 本当の核心』(秀和システム)などがある。2022年12月、永眠。

「2023年 『元「日本版CIA」だから書けた 日本核武装試論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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