残念な人の口ぐせ

著者 :
  • ベストセラーズ
3.25
  • (1)
  • (11)
  • (7)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 91
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584134887

作品紹介・あらすじ

頭は悪くない、でも仕事ができない。そんな残念な人には、「口ぐせ」があった!本書でわかるあなたの残念な特性。仕事ができる人が"絶対"に使わないフレーズ60。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • その人の仕事への姿勢や考え方は
    ちょっとした会話の言葉にでてしまうのです。

    逆に、普段使う言葉を常に気を付けることで
    考え方も変えていくことができるかもしれません。

    本日ご紹介する本は、
    残念な人がよく使う口ぐせ
    を紹介した1冊。

    ここで言う残念な人というのは
    頑張っているものの成果がなかなかでないような人です。


    ポイントは
    「言葉の意味」

    例えば、頻繁に「でも。。。」
    から話し始める人がいます。

    「でも。。。」という言葉は反論の意味。

    相手からすれば話が否定されている証拠。
    言いたいことがちゃんと伝わっていないのか?
    伝わっているけど、すべて否定されているのか?
    納得できる部分はあるけど納得できない部分があるのか?

    わからないまま話が進むことになり
    良いコミュニケーションが取れないことが多いパターンです。


    「どうしたらいいですか?」

    ”どうしたらいか?”だけを聞く人は
    作業はできるけど、シゴトはできない人だと言う意味

    まずはたたき台のアイデアを持ってから
    聞くことが重要。


    「あいまいな形容詞」

    ほとんど、かなり、けっこう、まあまあ
    ちゃんと〇〇したんですけど

    あいまいすぎて事実が伝わらないし、
    自分も事実を把握していない可能性があります。

    常に、具体的、定量的に話ができるよう
    モノゴトを把握しておくことが重要です。


    ぜひ、読んでみてください。

    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    「でも...」から始まる話は面白くない
    「あいつ使えない」と言うのは、自分に人を見る目も育成能力もないと言っているに等しい
    自分の主張に「絶対」をつける人は他人の意見を聞かない
    ビジョンが見えないなどと二度と言うな。ないと思えば自分で提案し、実行する体制を作れ
    なぜできない?=そもそもなぜできないかと聞かれて答えられる人は、期待通りの成果を出す
    できません=能力を上げる気がありません
    「なります」=主体性をもって仕事をしているように思えない
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    1章 残念な人の口ぐせ 自己啓発編
    2章 残念な人の口ぐせ 会議室編
    3章 残念な人の口ぐせ 対話編
    4章 残念な人の口ぐせ オフィス編
    5章 残念な人の口ぐせ 日常編
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  • 山崎さんの「残念な人の...」の本のうち、読んだのはこの本で三冊目になる。あとがきにもあるが、相変わらず、身近に起こるいろいろな出来事の中から、「残念な」例を丹念に拾い上げて、鋭い視点で分析し、気づきをさせてくれる。どれもが、耳が痛いし、なるほど、と思わせるような内容ばかり。

    もちろん、三冊目ということもあって、初めて「残念な人の思考法」を読んだときに受けたほどの衝撃は薄れてしまってはいるが、それでも、個別に「これは!」と思う内容がいくつもあるのはさすが。

    特にあげれば「今日は何の話だったっけ?」の章の最後、それを繰り返す役員の本当の理由の部分が、実践的で一番心に残ったかな。

    自分がどのくらい残念か残念でないか、ふんふん、と思ったり、あるある、と思ったり、最後まで一気に読んでしまった。そうそう、山崎さんの文体はとても読みやすくい、という点を書くのを忘れるところだった。良本です。

  • 図書館借り。
    あんま目新しい情報なかった。

  • 経験、価値観、理想としている将来像、好き嫌い、判断の根拠、物事に取り組む意欲など、その人が発する言葉は頭の中にあることから生まれる。つまり、口ぐせはその人そのものである、という本。「弱点を克服したい」「いつかは起業したい」「ここだけの話だけど・・・」「寝てないんですよね〜」「でも・・」「要は、こういうこと?」「あー私もね」など60の事例が掲載されている。

    これらの口ぐせから、「問題解決能力」「視野の広さ・想像力」「決断力・実行力」「マネジメント力」「誠実さ」「協調性」などを備えているかを読み取ることができる。

    3時間程度で読み終わるし、ネタとしてはそこそこ面白いが、こういう「ネガティブチェック」よりも前向きなメッセージの本を読んだ方が良いと思いました。

  • いつかは起業したい
    起業する人は「やりたい事」があって、それが今の会社でできないから、自分でやろうとする人が成功している

  • いわゆる「残念な」人の口癖特集。

    自分も含めてだが、

    あいつもこいつもどいつも、
    そうそう、そこのお前も

    み〜んな残念なのさ。

  • このシリーズは面白い!!

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

知識工房 代表取締役社長
東京大学経済学部卒。1994年アクセンチュア入社。2003年にコンサルティング会社 知識工房を設立。チェンジマネジメント、組織・業務革新、ナレッジマネジメント、e-ラーニングによる人材革新など、人材、組織に関するコンサルティング、および研究活動を行う。2010年『残念な人の思考法』が30万部突破のベストセラーに。

「2021年 『父さんが子供たちに7時間で教える株とお金儲けの教養。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山崎将志の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
佐々木 圭一
三浦 しをん
デールカーネギ...
ウォルター・アイ...
リー・コールドウ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×