- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584135549
作品紹介・あらすじ
青鞜、モガ、だめんず、負け犬、こじらせ女子まで。明治から平成までの"女子"の変遷史。「草食男子」の名付け親で女オンチな著者が語る偏愛女性図鑑。
感想・レビュー・書評
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大前研一さんAirCampus に古い深澤真紀さんの講義があって、面白くて読んでみた。深澤さんの洞察は面白い。この本はちょっとずつのインデックスばかりだけど、ここから興味を持って、さらに別の本を読むといいかも。サムライ女に関する本は読みたいな。女性政治家も興味がある。
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「草食男子」という言葉の名付け親、深澤真紀さんが書いた本。時代とともに日本の女たちはさまざまな側面を見せてきた。女性の地位が低いのが当たり前だった頃、それはおかしいんじゃないかと立ち上がった女たち、性に自由に生きた女たちなど、そんな女性たちがこの本にはたくさん登場します。
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具体的な日本人女性の名前を挙げ、女性を分析している
時代に沿って変化する「女」のあり方に丁寧に述べられている
後半は用語辞典 -
ジェンダー
社会
ノンフィクション -
読了。いろいろな女の人がいるなと思った。図書館で、借りた本である。うちの奥さんは、どのタイプかなと思い借りた。普通だなと思った。勝間和代が最近でないなと思ったら、文春砲でやられていたんだとわかった。不倫はやったらダメと思うが、今みたいに、ガヤガヤ報道してどうするのだろうと思う。子供がかわいそうである。罪のない子供に害がおよぶのであれば、大衆に知る権利はないと思う。
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カテゴリ分けするのって、ひとくくりにするのはどうかと思っても、やっぱりそうかと思うんだよね。みんなカテゴリ分け好き。
巻末の流行語の話、分かりやすかった。 -
日本の著名な女性たち10人ほどを取り上げ、自分の私生活をも切り売りするアキンド女と、真逆のサムライ女に分け、解説。よく知っている人から、昔の著名人まで。この人知らなかったけど、自伝を読んでみたい!と思えた人もいた。最後の用語解説以外は、とても楽しく読ませていただきました。
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367.2
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2014年4月初版
深澤真紀著
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近大日本史の100年間の中で、女性観は普遍性はあれど、どのように社会がそれを受け止め、なにを承認してきたかでそれなりに変遷してきている。その中で「女が女を消費する時代」が80年代ごろから始まりそれが発展していった結果、自分の女性性に対する意識として、「アキンド女」と「サムライ女」という、他者や社会に対しての女性としての見せ方・かかわり方の二類型が見いだせるようになった。いずれにしても女性性は、“自意識の持ちよう”の時代になった。
このへんの「女性ならではの意識の顕在化」の歴史の末に、今やその顕在化した意識によって、男性の中にあったそれに近い感性も承認されてきたのは2010年代なのかもと読んでいて感じました。手の内明かしあって、お互い行きたいように生きていいんじゃないっていう、ボーダーレス時代の到来っていえるのかもなあと。 -
サムライ女、アキンド女とグループ分けして明治や昭和初期などの女性の文化人を紹介しているが、こんな女性がいたのかとビックリ。
昔の女性はおしとやかだったなんて幻想ですね。