日本人が知らない地政学が教えるこの国の針路

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  • ベストセラーズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584136720

作品紹介・あらすじ

戦後、敗戦国の学問体系から排除された地政学-だが、世界がいまだこの理論によって動いているのならば、我々はただちにこの学問の何たるかを知らねばならない。さもなければ、この国が生き残る道はない-

感想・レビュー・書評

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  • 平和安全法制制定の事情と背景はわかった。それにしても、なぜ日本政府はいつも受けばかりに回って、攻めに転じないのか? 吉田茂が経済を優先して軍事を後回しにしたのはそれなりの見識に基づいた政策であった。しかし吉田はその後変節する。
    https://sessendo.blogspot.com/2021/10/blog-post_17.html

  • 孫崎享が主張する「強い経済的相互依存による戦争回避」を全否定。「
    地政学(geopolitics:ジオポリティクス)」とは、地理的諸条件を基軸に置く「国家戦略論」であり、今も世界はこの地政学の論理で動いていると主張する。
    判りやすい。少なくとも米国・中国がどう考えているか理解しておくことは、憲法改正論議にも欠かせない要素だと思う。

  • 信じるかはわからない。ただ新聞テレビではわからないことにも触れるために読む。

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著者プロフィール

東京大学法学部卒業後の1959年、公安調査庁入庁。入庁後すぐ、ドイツ・マインツ大学に留学、ドイツ連邦情報局(BND)に派遣され、対外情報機関の実情の調査を行う。帰国後、対外情報活動部門を中心に旧ソ連、北朝鮮、中国の情報収集に35年間従事。対外情報の総責任者である調査第2部長を最後に1995年に退官する。アジア社会経済開発協力会を主催しながら、評論活動を展開。主な著作に『この国を脅かす権力の正体』 (徳間書店)、『日本人が知らない地政学が教えるこの国の針路』(KKベストセラーズ)、『ヤクザと妓生が作った大韓民国』(ビジネス社)、『米中新冷戦時代のアジア新秩序』(三交社)、『元公安調査庁2部長が教える 「統一教会」問題 本当の核心』(秀和システム)などがある。2022年12月、永眠。

「2023年 『元「日本版CIA」だから書けた 日本核武装試論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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