- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584139172
作品紹介・あらすじ
引きこもりは、発達障害(アスペルガー)が原因だった。
2015年内閣府の調査では15歳から39歳までの「引きこもり」が、54万人。40歳から60歳までの「大人の引きこもり」を含めると200万人推計。
その彼らを支える親たちが「無職」になったら・・・今、世間で不安視されているのが、「7040」問題。働けない70代の親とアラフォー世代の働かない息子。生活の破綻は必至である。著者の吉濱ツトム氏は、自らのアスペルガーによる「引きこもり」の体験で立ち直った発達障害カウンセラー。氏はズバリ、引きこもりは発達障害が原因であると断言する。では、どうすればいいのか? 引きこもり者を治療するという発想を捨て、今の「生きづらさ」を回避し、自らの「長所」でカバーする。社会への小さな第一歩を確実に踏み出せる方法をわかりやすく解説します。
感想・レビュー・書評
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メタ認知とワーキングメモリの大事さがわかった。自身の経験と実用的な内容が書かれている。著者のYouTubeチャンネルもおすすめ。勇気は貰えたし、少しずつ試したいと思う。
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精神論とか心の癒しによらず、現実的かつ実践可能なアプローチを冷静に説いておられるところに安心が持てました。現実に向かい合わないといけませんね。
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ひきこもり(その状況と対応方法)にふと興味が湧き、読んでみた。
セットで発達障害にも触れられていて驚き。
まとまってるようなまとまってないような不思議な感じ(章立ても、概念整理も)だが、勢いがあって読ませる。実践的なノウハウの概念整理とその実例、著者自身の来歴まで一冊に収めようとするとまあこうなるか…。
大事な所はまあやっぱり規則正しい生活習慣と、社会生活(復帰)よね。睡眠・食事・運動、整理整頓、適性分析。
自分トリセツの作り方はもう少し踏み込んでも良いのではないかと思う。誰か書いてないか探してみよう。
相当気遣い慎重にやっている様ではあるけれど、相手によって時には意外なほど荒療治もするのだなあというトコロは驚いた。