向田邦子をめぐる17の物語

著者 :
制作 : 相庭 泰志 
  • ベストセラーズ
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本棚登録 : 25
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584186480

作品紹介・あらすじ

出会った人誰もが「自分ひとりだけを愛して欲しい」と願ったという作家・向田邦子。そんな"いい女"の魅力あふれる日常と17の素顔。

感想・レビュー・書評

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  •  向田邦子さんの作品、色あせないですね。明治は幸田文、昭和は向田邦子という感じがします。今年8月22日、向田邦子没後40年です。相庭泰志・構成「向田邦子をめぐる17の物語」、2002.2発行。沢山の方々が向田邦子さんを偲んでいらっしゃいます。①小林桂樹:いただいた手紙は私のための短編小説 ②植田いつ子:あま噛みの人、あま噛みの優しさ ③和田勉:向田作品の本質はセックス、セックス抜きにしてホームドラマは成り立たない ④早坂暁:女学生を思わせる凛とした姿 ⑤杉浦直樹:惻隠の情を持っている人 ⑥川野黎子:相手の喜ぶことを絶対に外さない褒め方の上手な人

  • 照れ屋で潔く情に厚くだけどさっぱり後腐れのない人。

    料理屋に大人数で出かけた際、
    オーダーを取る店員が大変だと、「全員同じでいいわよ。」と言ったくだりに
    向田邦子の人柄が凝縮されている気がした。

  • 向田邦子さんの人となりを17人の友人、仕事仲間が語った本。
    気働きの人という印象が強い。

  • みんなべた褒め!
    すてきな人ですね向田邦子さん。

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著者プロフィール

向田和子(むこうだ・かずこ)
1938年、東京生まれ。エッセイスト。向田邦子の末妹。邦子が考案した小料理屋「ままや」の経営者。おもな著書に『向田邦子の遺言』『向田邦子の恋文』など。

「2021年 『向田邦子シナリオ集 昭和の人間ドラマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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