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- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584391136
感想・レビュー・書評
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人間の皮を被った悪鬼ともいえる所業を警備兵という加害者側から見た北朝鮮地獄絵図。
情報を統制されかつ、腹が減った状態では環境を問わず似たようなことになる現実こそ恐るべき事ではないか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
北朝鮮の政治犯収容所で働いていた、脱北者による告発本。
内容の過激さは、わざわざ言及するまでもないのだが、日本人的な見方から一点だけ。
オレ、この本読んで、拉致被害者って、ほとんど全員無事なんじゃないかと思った。少なくとも、朝鮮人のいない場所から隔離されて、曽我ひとみさんとジェンキンスさんみたいに一つの所にまとめられているんじゃないかな?と。
というのも、どうも政治犯や北朝鮮の人には、なるべく外国の情報、シャバ情報を与えないようにしておるらしいんだ。これによると。小説を政治犯の目に触れさせるだけでも、警備員側が処罰されるらしい。
そんなとこに、日本人なんか送り込まないよね。
「全員処刑」という可能性は、拉致被害者の一部が無事帰国していることから、除外できるかと。そういう意味では、ある種希望の書ですらある。
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