天皇論の名著

著者 :
  • 勉誠出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784585215370

作品紹介・あらすじ

天皇に関する評価は時代によって異なる。
また、個人の解釈も各人各様であり、歴史家・思想家・評論家等々によって種々の天皇像・天皇観が語られている。
日本国民必読の16冊!

皇位が継承される今こそ知っておきたい天皇論。

感想・レビュー・書評

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  • 北影雄幸 著「天皇論の名著」、2018.12発行。381頁の大作で、神皇正統記、軍人勅諭、尊王論、国体、日本文化、天皇制など、私には難し過ぎましたが、次の一節は、なるほどと思いました。軍部が主導した戦争を軍部が終息出来なくなっていた。トルーマン大統領は、広島・長崎への原爆投下で日本がなお降伏しなければ、小倉・新潟・仙台等々、日本の地方都市10数ヶ所に原爆投下を予定していた。徹底抗戦すれば日本は再起不能なまでに敗北し、その後、北海道はソ連に、九州と四国は中国に、本州はアメリカに占領され、そのまま領土併合されていた。

  • 東2法経図・6F開架:313.6A/Ki65t//K

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著者プロフィール

1949年東京都生まれ。早稲田大学卒業。若き頃より短歌の道を志し、日本語の美しさを学ぶ。平成年代に入り、[男の生きざま]をテーマに、武士道と軍人精神の究明に傾倒し、関連書籍の出版を重ねる。『甲陽軍鑑』を、武士道をキーワードに読み解いた『実録・風林火山―「甲陽軍鑑」の正しい読み方』(2007年)にて、第25回日本文芸大賞・歴史文芸賞を受賞。
その他の著書に、『三島由紀夫と「葉隠」』(2006年)、『武士道の美学』、『武家女性の美学』(2011年)、『戦国 十冊の名著』、『幕末 十冊の名著』(2012年)、『修身尋常小学校教科書に学ぶ』(2013年)、『武士道基本用語事典』(2013年)、『山頭火秀句鑑賞事典』(2014年)、『山頭火旅情鑑賞事典』(2014年)、『幕末の名著・檄文総解説』(2014年)、『キミもサムライになれる!―武士道を知るための35ヶ条』『三島由紀夫の切腹―よみがえる葉隠精神』(2018年)などがある。

「2018年 『天皇論の名著』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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