美しい日本語の響き―母国語を知り、外国語を学ぶためのレッスン

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  • 勉誠出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784585280033

作品紹介・あらすじ

日本語に親しんでいる私たちが外国語を学ぶとき、一番の基本になるのは「発声」である。日本語の音を理解してから外国語の音を学ぶと、その違いがすっきり頭に入る。教師生活40年、難病と闘い声を失った篠沢教授が、どこまでわかりやすく、明るく教鞭をとる「最終講義」。

感想・レビュー・書評

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  • 篠沢教授のお姿は、昨年だったかしら、TVで拝見しました。
    難病と闘っている、痛々しい様子でした。

    でもこの本を読んで、「えーっ?不治の病の教授はこんなことを考えているの?」とびっくり。
    豊富な知識。そしてとてもとても面白い本です。
    ちょっとわからないところがあっても、とりあえず読み進めると、いろいろなことを教えてもらえます。

    80歳を超えているそうですが、ぜひぜひ、このような本をたくさん出版してほしいです。
    できたら医療が進歩して、ALS、完治したらいいですね。

    イギリス、フランス、ドイツ、イタリア。
    ヨーロッパはひとつの国なんだと、いろいろな本を読んで思ったので、この四か国+ニッポンでひとまとめに紹介するのは、理にかなっていると思います。

    私、頭悪くて落ちこぼれたのに、この本を読んだら英語仏語伊語独語を勉強したくなっちゃいました!

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著者プロフィール

篠沢秀夫(しのざわ・ひでお)
1933年6月6日 – 2017年10月26日
1933年6月6日、東京市大森区(現・東京都大田区)生まれ。学習院大学文学部フランス文学科を卒業したのち、東京大学大学院人文科学研究科仏語仏文学専門課程にて修士課程修了、フランス政府給費留学生試験に合格しフランス・パリ大学へ留学。明治大学教授を経て学習院大学教授、名誉教授。
「クイズダービー」によってお茶の間に広く名を知られた。2009年、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されて以降も、闘病を続けながら執筆活動に勤しむ。
2013年、瑞宝中綬章叙勲。2017年10月26日、84歳で逝去。

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