だからプロレタリア文学 名文・名場面で「いま」を照らしだす17の傑作

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  • 勉誠出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784585290056

作品紹介・あらすじ

貧困、格差社会、ニート・ワーキングプア…。新しい共感をあつめているプロレタリア文学の名作を厳選。「いま」の労働状況を映しだす17の普遍的名作、その名文・名ゼリフに詳しい解説、著者紹介をくわえた、究極のプロレタリア文学ガイド。

感想・レビュー・書評

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  • プロレタリア文学と呼ばれる作品に書かれていることは、もちろん当時の状況を知らないと理解できないようなことも多いけれど、現代に通じることも多くある。その部分に焦点を当てた本。
    取り上げられている作品の前文を掲載している本は少ないけれど、青空文庫にあるものも多いのでそういうのは手軽に読めそう。というか読んでみたいと思う。

  • 20100530

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著者プロフィール

1966年東京生まれ。文芸評論家、早稲田大学他非常勤講師。
早稲田大学第一文学部卒業。同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
プロレタリア文学を研究の中心テーマ、座標軸のひとつに据え、ユニークな文芸評論を展開。
著書に『だからプロレタリア文学──名文・名場面で「いま」を照らしだす17の傑作』(勉誠出版、2010年)、『だから、鶴彬──抵抗する17文字』(春陽堂書店、2011年)、『川柳は乱調にあり──嗤う17音字』(春陽堂、2014年)、共著に『葉山嘉樹・真実を語る文学』(花乱社、2012年)、『原発川柳句集──五七五に込めた時代の記録』(レイバーネット日本川柳班編、2013年)、『浅草文芸ハンドブック』(勉誠出版、2016年)などがある。

「2022年 『アンソロジー・プロレタリア文学 5 驚異』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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